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世界遺産の熊野古道に行ってきました。

登山初心者の方で、これから熊野古道に行ってみたいとか、熊野古道に興味ある方に読んでもらえると嬉しいです。

登山時のコンディション

季節:秋(10月下旬)
天気:曇りのち晴れ(前日は雨)
コース:熊野古道(馬越峠)→天狗倉山→便石山
コースタイム:240分(11:00〜15:00)
トイレ:無し
靴:スニーカー
荷物重量:3.5kg(水分、食料込み)
熊野古道のイメージ:ハイキング


熊野古道(馬越峠)

石畳の登山道で、石畳には綺麗な藻が生えています。
前日も雨が降っていたので、足場が滑りやすい状態でした。

人気登山道ということから、熊野古道はお客さんが多かったです。
ツアーで来ている方々もいました。

Point
途中道幅が狭くなったり足場を置く場所がなかったりするので、道を譲り合って登る事になると思います。
急いで追い越しなどをせず自分のペースを乱さずに進む事をオススメします。

少しの距離とはいえ急いで追い越してしまうと、予想以上に体力を消耗する事になります。

また足元が不安定な場所もあるため、怪我に繋がりかねません。
目標を達成する(登り切る)ための要点となってきます。


天狗倉山

序盤は緩やかな坂道ですが、中盤〜終盤にかけては急な登り坂が続きます。
終盤はかなり急坂になっており、階段がとても多かったです。
私は登りの中盤くらいから膝が笑うほど体力を消耗していました。

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下りも同じ道を戻りますが、下りも階段がキツかったのを覚えています。

Point
途中に小屋があります。
天狗倉山、熊野古道、便石山の分岐点です。
ここで体力が続きそうにない、足がしんどいと思ったら熊野古道へ戻る事をオススメします。


便石山(象の背)

私は今回この象の背が目的だったので、膝が笑っていたのにも関わらず、便石山に向かいました。

初めは下りと平坦な道が続きます。
2〜3回程休憩するくらい長い道のりでした。

すると、急に階段が現れます。これが魔の階段でした。

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急な登り階段を30〜40分くらい登り続けます。
本当に過酷でした。
登っても登っても、果てしなく階段が続きました。

もちろんこの後には絶景(象の背)が待っています。
絶景だけ見たい方は、象の背だけを行くルートがありますので、そちらを登ってみて下さい。

Point
ピック、杖の持参
をした方が良いでしょう。
経験者で体力があれば要らないかもしれません。
ですが初心者で体力が無い人は下半身だけで負荷に耐えないで、上半身にも負荷を分散するためにもピック、杖の持参をオススメします。

これは山中の階段を登っている時に思っていました。
私は階段をひたすら登る30分間、ずっと足が震えていました。
今でこそ笑い話ですが、本当に大変でした。



今回私が行ったコースは山をハシゴするコースになっています。

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もしこの馬越峠から天狗倉山、便石山のコースを登られる方がいれば、
上記に挙げたPointを参考にして頂ければ幸いです。

最後に。

熊野古道はこんな大変な思いだけではありません。
すごく癒された事や、絶景、達成感を存分にもたらしてくれました。
それは次の投稿で書きますので、是非読んでください。


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