冬休みの記録、家庭教育のクオリティが落ちていることへの焦り

つい最近、冬休みの記録を書いた気がしていたのに、あれから一年も経っていたことに驚きを隠せない。noteを書くのもずいぶん久しぶりになってしまった。


冬休みの記録

今年の冬休みは2週間で、今はちょうど折り返し地点。今日から夫は仕事再開だ。

昨年の反省を生かして、今年は事前に少し計画を立てて過ごした。LAで過ごす3回目の冬休み。

クリスマスイブには遊園地。クリスマス当日はお友達家族と遊び、翌日はお友達とプールに行ったり、遠出して日本人医師のクリニックに行ったり。年末は、セレブの避寒地なる観光地に一泊二日で旅行してみたり。大掃除をしたり。元旦はゆっくり過ごし、翌日は初詣にも行った。


やっぱり、忙しく過ごすのは良いなー!楽しかったー!


とはいえ3児育児の日常は忙しすぎて、目の前のことをこなすだけであっというまに一日一日が終わってしまう。年末年始という節目に一年を振り返ってみると、成し遂げられていないことが多すぎてぞっとする。。 毎日何となく眠いし。

育児の、というか家庭教育のクオリティが落ちていることに焦る気持ちもある。



家庭教育のクオリティ


一方で、アメリカ生活も3年目になると、良い家庭教育って何なんだろうとも思う。

日本に住んでいた頃は佐藤ママの本とか読んでいて、受験に向けて逆算し、低学年のうちは計算力や漢字力をつけることが正義だ!くらいに思ってたけど、、

アメリカでは座学というよりも、課外活動が重視されているように思う。スポーツとか楽器とか。

学力は、教科書レベルの基本的なことがしっかり身についてれば、アメリカだと小学生のうちはとりあえず問題ないように思う。だから、日本の中学受験算数の難解なパズルみたいな問題は、我が家の子どもたちにとっては一生知らない世界でいいかなと思うようになった。

私も夫も中受→中高一貫校出身者だから、我が子にも当然中受させるだろうと思ってたのに。日本から離れて暮らしてみると、見える世界も変わってくるもんだなぁ、、。


そういえば、最近読んだこちらの本が面白かった。


特に第4章、中学受験の各科目について言及されている箇所が面白かった。中受国語はコスパが良い、中受算数はガラパゴス的進化を遂げている等々、以前から漠然と考えていたことが見事に言語化されていて膝を打った。
というか、第一子がまだ幼稚園に入る前から毎年の中学入試の傾向と対策をチラ見し続けてきた私自身も、我ながら過熱気味な感は否めないのだけど。その挙句、第一子が低学年の現時点で、中学受験とは訣別しつつあるし。


代わりに、スポーツや音楽など、これまた一朝一夕では身につかない、日々の練習が必要な課外活動が、アメリカではとても推奨されてるように感じる。これまた親のサポートが必要なんだよねー、結局。


3児育児の忙しさにかまけて、私のサポートの質が落ちていることを反省。。新年は頑張ろう。。

今年は願わくば、子どもたちそれぞれが、何かひとつでいいから、課外活動に夢中になってほしいな。そして寝食を忘れるほど練習に夢中になってくれるといいな。


そして、中受産業とは距離をおきたいと思いつつも、この本にも書かれていたように、日本の公教育自体は質が高いと私も感じている。

今年は日本に割と長めに一時帰国する必要があり、子どもたちも日本の小学校に体験入学する予定なので、子どもたちにとって良い体験となることを心から願っている。

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