見出し画像

諸悪の根源は○○○だった?

怪我の功名とはこのことかもしれない。
ずっと探していたけれど、ずっとわからずじまいだった自分の片頭痛の一因を、少し解明できたかもしれません。
○○○予防に全力を尽くした結果、12月~片頭痛の発作が、2ヶ月ほど起こりませんでした。(残念ながら、記録は2ヶ月でストップでしたが)

○○○とはもちろん、11月に悩まされた「むくみ」です。


私が、自分の体がむくんでいることに気づいたのは、生理前のひどい胸の痛みがきっかけでした。
生理前の胸の痛みについて調べると、生理前は女性ホルモンの影響で体が水を蓄えようとするためにむくみが起こり、それに伴って発生するのだということがわかりました。

以下、私の経過と検討です。

・11月、生理前の胸の痛みがひどかった時期に、片頭痛発作が立て続けに起こった
・片頭痛と胸の痛みは密接に関連していると仮定
・ミレーナの影響で女性ホルモンが安定せず、今までにない胸の痛みが起こった?
・いずれにしても、強い胸の痛み=むくみ=片頭痛と、三者が密接に関連しているっぽい
・胸の痛みを危険サインと捉え、むくみ治療を重点的にやってみよう
・鍼治療は体調をかき乱した?→しばらく鍼はお休みしよう

そして、むくみ対策でとったのは以下のとおりです。

・朝バナナを食べる(カリウム摂取)
・漢方薬の変更(五苓散を服用)
・減塩(塩分の多そうな汁物は少し残したりを意識する)
・お風呂の前後で水分をしっかり補給
・湯舟でストレッチ(凝りなどは翌日に持ち越さない)
・冷たい飲み物は避ける
・食事ではお茶ではなくさ湯を飲む
・(よく歩いた日は特に)入浴後に脚のオイルマッサージ
・コーヒーは朝の1日1杯だけ

私は腎臓に難があるため、あまりカリウムを摂取しすぎたり、薬を飲みすぎることができないのですが、やりすぎない範囲で実行していた結果、12月の生理前の胸の痛みはほぼ出現しませんでした。個人的には漢方薬の変更が一番大きくて、他は気休め程度かもしれないんですが、やらないよりはやった方が、薬の効果を最大限にできる気がします。

そして、生理前の胸の痛みの解消に伴って、閃輝暗点が出なくなりました。予防薬は相変わらず服用していますが、服用していても出る時は出るし、それよりもむくみ対策をした方が私には効果的があったようです。残念ながら片頭痛自体は完全になくなったわけではなくて、今でも生理スタート数日は朝方ズキズキが起こったりしますが、呉茱萸湯や桂枝茯苓丸などで間に合い、ロキソニンまで飲まずに済むこともしばしばです。

何が言いたいかというと、私と同じような症状(生理関連で片頭痛が出る人)は、もしかしたらむくみ対策の方をしっかりやれば、片頭痛の症状の改善が結構見込めるんじゃないかということです。長年、手を変え品を変え自分の片頭痛体質を改善するためにいろいろ試してきたつもりでしたが、むくみは本当に盲点でした。原因にも効果にも個人差があると思うけれど、少なくとも似たような症例であれば、その解消法にも共通点があるかもしれないと思うので、片頭痛にお悩みの方は、もしよろしければ、むくみ対策も一度試してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?