我慢するほど整う

 「日々のサウナにはストーリーがある」ということで、第3回目、昨日のサウナストーリーはこちら!

 日々せわしく生きる。特に今は引っ越しの準備に仕事の引継ぎ、いつも以上にせわしい生活を送っている。せわしい生活を送っているとプライベートな時間が取れない。つまりサウナのいける時間が取れなくなる。週2回は必ず外さないサウナが1週間以上いけない。サウナに行きたいと体は叫んでいるのに、、。あまりよくない表現かもしれないが「毛穴がうずいている」ような感覚が全身に広がる。
 しかし、焦ってはいけない。僕は分かっている。
「我慢はすればするほど気持ちよくなる。」
 これは世の中のほとんどのことに言えることだ。と僕は考えているのだが、他の人も同じことを考えているだろうか。まあそんなことは置いといて、1週間も我慢したのだから今回のサウナは気持ちいに決まっている。確信があるからこそサウナに向かう道中、イヤホンから流れる音楽に首を揺らしてしまうほど陽気だった。

 ルーティンは変えない、いつも通りの流れでサウナ室に入場。
あまりよくない表現かもしれないが「毛穴が喜んでいる」。
カラカラのサウナに震えるほどの水風呂。イカレルほど気持ちいい休憩。
 さすがだ、我慢してた分の整い、、せわしい生活についてくる大きなストレスを一瞬でとばしてくれる。実際、意識は飛びかけていた。

 最高な整いの後の帰り道。仙台の冷えた空気すら愛おしく感じる。
愛おしさとともに寂しさを感じる。実は仙台でのサウナは残すところあと1回きりなのだ。最後は笑顔でお別れしよう。ただ今は少し悲しませてほしい。

 次回、仙台編最終話。

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