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2024/5/18@大阪の後話。おーつーさんちーむの話。 #TIF2024全国選抜LIVE

去る5/18(土)、日帰りで大阪へ行ってきました。
目的は一つだけ。TOKYO IDOL FESTIVAL 2024への出場枠を賭けた戦いの西日本ブロックにO₂が挑むということで、1次の書類審査・2次のSHOWROOM配信審査を通過して、いよいよ決勝審査が行われる会場へ駆け付けました。
舞台は、大阪・十三 LIVEHOUSE GABU

13時開場ともあって、行きは早起きしつつも時間を取ってゆっくり行ける在来線ルート。土休日の朝は特別快速が大垣を越えて米原まで行くので、そこでホームタッチで新快速に乗り継ぎして大阪へ。京都までならこれでも楽だけど、大阪だと少しだけしんどい乗車時間。

前日までの話

話を一旦は前日までに戻す。
決勝審査進出の決定からの時間はおよそ1か月弱。その間にO₂といえば、現体制のラストワンマン⇒1周年&新体制お披露目で新メンバー加入と濃いスケジュール。合間に対バンライブへの出演もあって、メンバーの疲労感も正直なところ隠せないほどになっていた。
個人的になにより懸念していたのは、新メンバーの実力とポテンシャルだった。直前で1名の活動辞退もあって、グループとしては大至急で、それでいてきちんとした形に仕上がらなくては今回の戦いには全く勝ち目がないどころか、今後の行方すらも分からず仕舞いで、最悪の場合は空中分解もやむなしとまで考えていた。

その不安を払拭するかの如く、4月29日の1周年ライブではしっかりと仕上げてきた新メンバー4人と、初期メンバーの3人の持ち味で形になっていた。この日のためにと準備してきた新曲も、原点に立ち返って王道タイプの夏曲だったために、その後すぐの対バン系フェスの現場でも抜群の存在感を示す形が出来上がっていた。

あとは、ホームである名古屋・東海圏を離れて、アウェイである関西圏・大阪開催が吉凶どちらに傾くかと心配していた。絶対的に地元勢有利かつレギュレーションで嫌でも資金力がモノを言うのが見えているだけに、悩ましいところだった。
そしてここに来ての追加材料として、「この場で更に新曲の初披露が控えてる」こともあり、おまいつさんちーむも前週の段階から戦々恐々としていた…どうにかしてFC限定でも良いからチラッとでも出せないものかとちょっとだけ画策したけど、結局どうにもならず…当日の一発勝負となったのだった。まさに大勝負、ここまできたら腹を括って「やることをやる」に徹するしか他になかった。

開演前の申し合わせ

開演前に自分ともう2人、一緒に行動を共にしていた。
その3人での申し合わせ事項としては、とにかく出来ることをしようと「誰も置いていかないように全員コールすることの徹底」と「レギュレーションのために絶対跳ばないこと」を忠実に守ることにした。
後にライブ中の会場を観ていたら、3人以外にも同じようにおまいつさんちーむは全員コールを徹底していた。予選ブロックも決勝ブロックも一致団結して、やってはいけないこと以外のことは全てやった。跳ばない代わりに新しい動きも自然と出来上がってた。知らないオタクも巻き込んでMIXを煽り、とにかく一つのフロアを作り上げていた…。

審査側の心理を察するに

予選Aブロックは、一足早く出るSHOWROOM投票は2位と大きな差をつけての1位。出場5組中で、全体票の35%以上を得票していたために大きくリードしたのが目に見えていた。グッズ投票は2位、会場投票は1位、TIF運営スタッフ陣からなる審査員投票は1位と好成績を獲得し、16pt満点中で15pt獲得しての盤石の勝利だった。

個人的な当初予想よりは、この結果は正直出来すぎてるくらいだった。断トツで予選ブロック1位通過には、大きな驚きもありつつも、まずはめちゃくちゃ嬉しかった。1位を逃したグッズ投票よりも、会場投票とSHOWROOM投票の1位よりも、審査基準が見えてこない審査員投票で1位を取れたことはとても大きかった。
決勝ブロックまでを通してみても、審査員投票の審査基準は非公開であるために果たしてそうなのかは分からないが、ライブ中に推しジャンやモッシュと判断されかねない類似行為、投票時の注意行動など、他グループの明らかなレギュレーション違反には厳しく減点がなされていたのではないかと感じた。真偽の程は分からないものの、何かしらの基準で加点対象もしくは減点対象となる動きは、おそらくフロアにいるオタクたちにも向いてたのだろう。TIFの長い歴史を振り返ってみても、出る芽を摘む見方というのがあっても不思議ではないのだから。

牙をむいた『地元びいき』

2次のSHOWROOM審査では6位に終わっていたO₂による、言わばジャイアントキリングのような空気によって、決勝ブロックに同じく駒を進めた地元・大阪勢の徹底的な警戒感を呼んでしまったのは言うまでもないと言えるだろう。予選Aブロックの結果が出た時点から、会場内は唯一勝ち上がってきた名古屋・東海勢のおたくたちに冷たい視線が一点に注がれていた。

決勝ブロックはSHOWROOM投票で2位になり、大きな1ptを落としてしまったこと、グッズ投票で伸び悩んでしまい最下位となったことが大きく左右されたと考える。会場投票は明らかに1pt票が集まらず、大阪勢の最有力にほとんど流れてしまったことで最下位。ここまでで同一点数でも出場はすっかり遠のいてしまう結果が見えてしまった。

とはいえ、決勝ブロックでも審査員投票は1位を獲得していた。前述のように他グループの明らかなレギュレーション違反は決勝ブロックでも見られ、ちゃんと見ていたのか?と真偽の程は分からないものの、おそらくフロアにも審査の目は向いてたのだろうと実感する結果であった。

ステージの彼女たちは完璧だった。

予選ブロック・決勝ブロックを通して、新曲の初披露があったとはいえO₂メンバーの仕上がりきった完璧なパフォーマンスはとても輝いていた。最初こそ緊張の色を隠しきれない顔をしていたが、他のグループを圧倒していたその姿はとても力強くて、時折見えた笑顔は美しいの一言に尽きる。
それらに呼応するかの如く団結したフロアの高い熱量は、自身がアイドルグループのライブを観始めた時から10数年経つ中でも過去に類を見ないほどに、感じたことないくらいの一体感で満たされてた……この日のことは一生忘れられないだろうと思う。ひいき目無しに、O₂は間違いなくどこよりも1位と自信の持てる出来あがりだった。

結果発表を終えて

決勝4位に終わり、おまいつさんちーむには疲労感と失意の顔が見えていた。フロアを後にする退場の流れに歩いていると、自分の推しメンの親御さんとすれ違った。すれ違い際に「ありがとうございました」と声を掛けられたけど、涙声だったこともあったり退場の流れに逆らえずで、何より想像以上にメンタルに多大にやられていたこともあって、きちんとご挨拶出来なかった。申し訳ないことをしたなとずっと反省してる。

仲間内での食事を終えて、各々が帰路に付く。
自分も大阪のカプセル&サウナに泊まる予定だったが前日まで予約取れずで、最終のぞみで名古屋へ戻った。車窓を眺めながら物思いに耽ると、次第に悔しさの混じった脱力感に襲われてた。

2024年の初頭に初めて観てから、徐々にO₂への好きが加速していって、メンバー全員ととにかく楽しくて、とにかく濃い日々を過ごさせてもらえた。20代の頃は好んでこなかったオタクたちと接点を持つことを進んで受け入れて、次第に溶け込んでいって、いつしかおまいつ達の一角になってたりで、ここまでずっと楽しい日々を過ごしている。
O₂というグループに、メンバーに、ファンであるH₂の人達とその中のおまいつ達と、出会えたことが今は大切な宝物の様な存在になっている。この場を借りて御礼を伝えたい。

気持ち切り替えて、来たる7/14のワンマンに向けて共に歩んでいきましょう!

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