TTP【テッテイ テキニ パクル】
「読者をバカにしてはいけない」とはすなわち、「間違っても自分のことをかしこいと思うなよ」の戒めなのだ。
0)はじめに
前回の記事、パクったところがどこか、お分かりいただけましたでしょうか?
①竹村さんのツイート
②のらえもんさんのnote
③前回の記事そのもの
こじつけのように聞こえるかもしれませんが③の失敗についてコンテンツにすること自体がパクりなのです。
1)【パクり】
この言葉につきまとうイメージは褒められたものではない、誰にでもできる、安易な手段…
そんなネガティブな印象があるのではないでしょうか?
では、【模倣】はどうでしょう?
同じような言葉ですが、【真似】は?
きっと微妙ですよね。
2)【学び】
かなり好感度の高いワードだと思います。
人間は生まれてからずっと学びながら成長します。
例えば発音、発声。
赤ちゃんが言葉を覚えるのは周りの大人の真似をして、失敗を繰り返し、その反復の末に発声の仕方を学び、習得して、使いこなすようになる。
一切真似をせず、模倣せずに発音ができるようになった人間がいるなら会ってみたいです。
赤ちゃんがやっているのは【パクり】そのものであり、人類が長年の叡智をかけて作り、マイナーチェンジを重ねてきた言語というものを、なんの対価も渡すことなくフリーライドして使い倒していくのです。
これに腹を立てる人がいるでしょうか?
いたら笑ってしまいます。
【パクり】には【学び】という側面がある。
これに否定の余地はありません。
3)ズルいと感じる脳、感じない脳
僕のnoteを読んでいると「コイツ、ズルいヤツだな…」と思うことが多々あるのではないでしょうか。
「全くそんなことない」と思う人の方が少ないと予想しています。
予想通りであって欲しいです。
自分が是非とも転職したい会社があったとします。もし、入りたい部門の責任者が明確で、人相も分かっていたら、面接される前にその会社のオフィスに張り込んだっていいわけですよ。
出勤や退勤のときに、その人が出てきたら「実は御社の採用試験を受けていまして……ちょっといいですか?」とナンパのように声を掛ける。
これを裏口入学みたいだと思う感性は、はっきり言って学生!あまちゃんです。 こんなの卑怯でもなんでもない。
みんなに開かれたチャンスじゃないですか。もし、僕がそんなことされたら、「お前、やるな!」って感じますよ。
皆さんは上の田端さんの発言を読んで
卑怯だとか、ズルいと思いましたか?
4)守破離
ラーメン屋で修行している人はまず、店主の動きをパクり、なぜそうしているのか仮説を立て、答え合わせをする。
それを繰り返して店主とは違う店主になっていく。その暁に独立する。
僕がコーヒー焙煎士を志して実体験して、どの仕事でも、どの習い事でも、どの遊びでも
独り立ちする過程は同じだろうなと気がつきました。
僕はみんなに開かれたチャンスがあると知り、個人がメディアとなる時代において、なりたいロールモデルとなる人を徹底的にマークし、守破離をスタートしたばかり。
まだ我流になっていて、ちっとも真似できていません。
もっと自分を消したい。自分の匂いを薄く、師匠の香りをたてていきたい。
そう思いながら、このnoteも書いています。
想定読者を立てることもパクリの1つなのですが、その「読者をバカにしてはいけない。」と教えてくださったのは、やはりnoteでした。
このnoteというメディアは学びの宝庫、様々な先生方が集まる街です。
さあ、どんどんパクろうじゃありませんか!
楽しいですよ、TTP!!
Z)おわりに
最近、Twitterで師と仰ぐ人を追いかけているのですが、Twitterはかなり一面的なメディアだと思うようになりました。
それこそ、Twitter上のキャラクターを設定してあって、そのルールに基づいて発言や反応をしているかのようです。
Twitterには出来ないことが出来るのがInstagram。
キャラ設定をし専門性を追求するのにも使える一方で、多面的に人物像を映し、そのライフスタイルを浮き上がらせることにも長けたツールだと気がつきました。
どんなブランド人になるか、そのゴールが決まっていないと使うツール選びにも迷いが生じてしまいます。
さて、ゴールはどのように設定したらいいのでしょうか?
この話はまた次のnoteで。
愛してるぜ、地球。
投げ銭は僕が面白がっていることに突っ込ませていただきます。