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投球動作の改善|並進運動→回旋運動

投球動作ではwind-upで作り出される位置エネルギーを並進運動により前方に伝え、その中で作り出される運動エネルギーを回転運動にて上肢を介してボールに力を伝えていきます。

その過程でエネルギーロスが起こることで、投球パフォーマンスの低下につながるだけでなく、他関節の代償により障害発生のリスクにもつながります。

また並進運動や回旋運動は投球動作に限らずスポーツの種々の動作でも行われる動作であることから、スポーツ動作を観察する上で必須の動作となります。


1.並進運動の低下による問題|身体の開き

wind-up〜cockingにかけて軸脚股関節外転・外旋しながら並進運動をしていきます。
軸脚股関節がおおよそ45°外転位から回転運動へと変わり、地面に力を伝えることで前方へと加速していきます。

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