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姿勢制御から考えるトレーニング
1.姿勢制御とは
支持基底面に対する重心移動をコントロールすることであり、常に移動する重心を制御し安定を図るとともに移動をスムーズにすることになります。
姿勢制御において、重心を高い位置に保ち支持基底面が狭くなることで、より不安定な状態となります。
安定はその場にとどまることに適し、不安定な状態は移動することには適しており、重心が移動し不安定な状態をコントロールすることが姿勢制御・運動制御となります。
可能な限り安定させるには、重心線と身体重心が一致することで、関節モーメントを最小限とすることで筋発揮を必要とせずに姿勢を保てます。
しかし、移動を伴う際には重心が移動する必要があり、その重心移動を筋・筋膜の張力、床反力を使い重心を適切にコントロールする必要があります。
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つまり姿勢を安定させるには、
常に絶え間なく移動する重心をコントロールする必要があることから、筋力を強化すれば安定するわけではなく、神経系の働きを考慮する必要があります。
2.抗重力伸展活動
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