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PT×ATの思考の整理

フィットネスジムでのコンディショニング ・パーソナルトレーニング、スポーツ現場でのトレーナー活動で得られる経験から、その知識・技術をnoteに整理して行きます。日進月歩の医学の世…
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#姿勢評価

姿勢観察と前屈・後屈動作

2023.3-2024.2 投稿予定記事 8月以降の投稿スケジュールはこちら 1.姿勢評価とは姿勢観察は、問題点やニーズを達成するためにどのような姿勢・動作の獲得が必要なのかを考えるための評価になります。 まず姿勢を見る前提として 姿勢観察≠その人の全て ということです。 動きの中の一部分をピックアップしたに過ぎない静的な姿勢観察は、動きの全てではないため、評価の一部分との認識を持つ必要があります。 そのため静的評価である姿勢観察に止まらず、動的評価である動作の評

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姿勢評価から考える体幹-股関節アプローチ

姿勢評価はするけど、そこから主訴と結びつけてどのようにアプローチするのか悩む事はありませんか? 姿勢評価→動作評価→局所の評価→アプローチ この一連の流れを統合し解釈しながらアプローチすることで、問題点が適切に抽出でき、アプローチに一貫性を持たせることが可能になると考えています。 今回は姿勢評価から得られる情報を整理し、次の動作評価・局所の評価につながる方法をお伝えします。 1.姿勢評価と体幹-股関節アプローチ姿勢評価において姿勢を簡易的に2つに分類します。 矢状面に

姿勢・動作の見方

姿勢・動作観察は、問題点やニーズを達成するためにどのような姿勢・動作の獲得が必要なのかを考えるための評価になります。 まず姿勢・動作を見る前提として 姿勢・動作≠その人の全て ということです。 人の印象は、第一印象で決まる と言われることが多いと思いますが、あくまでも印象であって本質ではないため、 人を見た目で判断してはいけない とも言われます。 つまりは見た目で印象は決まりやすいですが、それは自身のイメージが先行していることが多く、イメージとは自身の経験に基