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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
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2021年5月の記事一覧

ランニングフォームのチェックポイント

昨今のランニングブームに限らず、簡単なトレーニングとしてランニングをする方が増えているかと思います。 その中で、ランニング中の痛みにより十分にトレーニングができないという悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 痛みに限らず、スポーツ動作では走る動作は基本となり、ランニングフォームの良し悪しはスポーツパフォーマンスに直結すると考えられます。 そこで今回は、ランニングフォームの見方と改善メニューについてご紹介していきます。 1.ランニングを見るポイント足が地面と接し

スイング動作に必要な回旋トレーニング

❶スイング動作に必要な胸郭トレーニング胸郭含めた体幹は、回旋時に対角線で動くことが特徴であり、対角線で伸びて縮む動きをします。 また回旋動作には必ず傾きがセットで起こり、回旋・傾きをバランスよく行う必要があります。 また、胸郭が骨盤に対して回旋することで体幹筋が伸ばされ、その後縮むことで大きな力を発揮できるとされています。 そのためストレッチやトレーニングでは、どちらかを固定した状態で回旋する必要があります。 胸郭ストレッチ ❷スイング動作に必要な股関節トレーニングス

パワーロスを減らすためのウォールドリル

パワーロスを減らすウォールドリル①|フォワードプッシュランニングやタックル時に必要な、前方へ力を伝えるためのトレーニングです。 地面からの力を適切に前方に伝えることで、ロスなく力を発揮することができます。 スネ→太もも→体幹が一直線になることで、パワーロスなく力を伝えられます。 力を前方の壁に伝える際に、しっかり胸を張り、肩甲骨を下げて脇を閉めることで、腕を通して壁に力を伝えることができます。 ✔︎かかとが落ちないこと ✔︎膝が曲がらない ✔︎お腹が前にでない 以上に注