トリテ初心者の2人が2人トリテを遊ぶ「ジャーマンホイスト」

マストフォローは全く問題ないようなので切り札を導入する。おなじみ「ジャーマンホイスト」である。

登場人物

length(@l_ength)…ボードゲーム経験は以前はほぼアブストラクト専門で、まれにドミノや小箱カードゲームを遊ぶ。トリテを遊ぼうとルールを大量に読んだがまだほとんど遊んでいない。友人が少ない。
友人M…自分からボードゲームを遊ぶことは多くない?が、誘われたときには普通に遊ぶ。アブストラクトも遊んでくれる。「作業ゲーが意外と好き」らしい。「ルッシ」を遊んだ。

ジャーマンホイスト

ルール

『トランプゲーム大全[2人用]』を参照した。ゲームファーム等と同様であろう。

概要:4スート13ランク、マストフォロー、切り札ランダム、手札13枚+補充13枚、前半戦手札競り、後半戦純トリックテイク

プレイの様子

切り札表示が面倒

感想

定番とされるだけあって、とても完成されたルールである。後半戦で勝つために前半戦で手札を強くしなければならないが、そのためには欲しいカードを狙って手に入れるだけでなくいらないカードをうまく押し付けることも考えないといけないので、勝つゲームと負けるゲーム両方の考え方を学ぶことができる。
その点でゲームのメインはむしろ前半戦であるように思えるので(基本的に)トリテ特有のシステム、つまりマストフォローは必須であるようにも見えるが、メイフォローだとどのように変わるだろうか?
定番で面白いゲームではあるが、やはり入門には向かないであろう。前半戦を正しくプレイできているかを判定できないこと、手札補充の手続きが若干複雑で、また手札が多く数えにくいので手札の数が合わなくなるリスクがある。実際、補充忘れを指摘する場面があった。
切り札の導入のほうも初めてであったが、事前にいくつか説明をしていたからか混乱はあまりなかったようである。切り札表示カードは別に用意していたのでそれのおかげとも思えるが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?