最高のオバハン 中島ハルコ　第1話

■中島ハルコせりふ
「愛人のくせに、調子に乗るんじゃないわよ！こんなパーティー開いて奥さん面して。愛人は愛人らしくもっと謙虚でいたらどうなの」
「愛人が本妻面するようになったらその男はおしまいよ。よぼよぼになった時看取ってもらおうとしても、奥さんにも子どもにも冷たくされるのがオチよ。愛人だってとうとう籍を入れてくれなかった男の下の世話なんてまっぴらごめんよ。脅しじゃなく、最後は高級老人ホームにも入れず、しょぼいワンルームマンションで一人ぼっちで寝たきりって元経営者を私は何人も知ってるわ。富と地位と若い愛人と、今はすべてを手に入れた気になってるでしょうけど女で毛躓いて転げ落ちる坂はそういう地獄に続くのよ。所詮自分の人生を壊すのは自分なのよ。まあ、私の知ったことじゃないけどね。」

「不倫には女が守るべき”四ないルール”があるの。
一、女の家には入れない
二、女はお金を出さない
三、鍵は渡さない
四、男の言葉は信じない
この4つを守らなければ、ただの都合のいい女になるだけ。」

「あなた専業主婦でしょ。夫に一生添い遂げるのも修行、自立して働くのも修行。修羅場を乗り越えた女は強いのよ。」

「急に女が捨てられた理由として考えられる要因は、
①いつからか急激にあきていた
②釣った魚は美味しくない（言う通りになる魚は食べたくもない）
③ほかに女ができた
④ケチな男にありがちな”二人愛人がイマス病”。二人愛人がいることが勲章に思えて今まで手放さなかっただけ。」

「あなたって半端な女よね。男を奥さんから略奪して美談に変えることもできない、仕事もパッとしない。覚悟が足りないからよ。だいたいその男にお金を使わせなかったから10年もずるずる長引いたのよ。どれだけ都合のいい女なの。というか、そもそも結婚したかったの？結婚するということは、ケチでバカで女にだらしない男のために頭を下げたり、同じ遺伝子を継ぐ子どもを育て、同じ遺伝子を持つ親の介護をするということなのよ。それができる人はそれは立派よ。死んだら必ず天国にいけるわよ。でも私は無理。」



▼最高のオバハン 中島ハルコ - フジテレビ
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