日記時々嘘 思い出した話と日記

ふと、TLに初診のハードルの話があったから思い出したのでメモ。
心療内科って本当に予約が取れない。
電話をかけたら大抵来月まで予約が満杯なのが普通なのもそうだけど、それ以前に自分の問題がデカすぎる。
自分の状態を客観視するってとても難しいから予約を取らなきゃ!!と思えるくらいにやばい生活になってしまったら予約なんか取れるわけないし、きっと下り坂の途中だ!と気がついた時に予約を取ろうとしても来月になってしまって、その時にはもうどうにもならない生活で病院に行けない。
助かるためには助かろうとする意思が必要だ。
助けてくれようとする手を掴み返さないと助からないことがわかっているけど、掴み返せないよな。

さらにタチが悪いのは、自分が元気になりすぎちゃってる時に横柄で傲慢になっている可能性があること。学校のカウンセラーにせっかくかかったのに、素直に従わずキャンセルしてしまったことがある。

なんやかんやで血液検査の結果すら受け取りに行けてないな…いかなきゃ

思い出したことはこの事ではなくて、4年前?くらい元気になってきた時久々に会った友達とご飯を食べに行った時のことだ。

大きな吹き抜けのある美味しいレストランでランチを食べに行くことになった。
久々に会う友達だったから楽しみで、普段よりいい店だった。

近況を話していると、どうやら友達は兄弟を亡くして立ち直ろうとしているところだったらしい。
私はその時、通院していて治療真っ只中。
間違いなく会うタイミングを間違えている。

美味しいご飯を食べているのに、気まずい。
勝手に死ぬなよと思う人間と、勝手に死んでしまいたいと思う人間が同じご飯を食べている状況があまりに怖い。
ふと、どうして死にたいのか。残される人間のことは考えたことは?、どのくらい何を考えていたのか、なぜ踏みとどまれたのかとか聞かれ始めて段々まずい流れになった。
私はこうして生きているわけで、申し訳ないけれどあなたがそれを聞きたかった人はもういないんだよ…と何回か言おうと思ったけど言えなかった。

そもそも、今まさに治療しているのにそんな事聞かれても…と思ってしまう。あなたの為にサービスしてあげられるほど余裕ないし。
だけど、きっと今目の前にいる人もしんどいんだよな〜と思ったので何も言わないでいたけど、やっぱり流石に失礼な事を聞かれている気がした。真面目に答える義理もないし。私の状況はあなたの思っている人とは違うし。1事例として参考にされたくなんてないし。
というか、途中から何を答えても質問攻めになりなんか責められてる気がして、私は私の生命の自由があるのに…なんで…???と思い始めたりもした。でもご飯は最高に美味しいお店で情緒がわからない。
単純にちょっといい店でこんな話を2時間くらいするのはすごくしんどい。

ケアについても考えることになった。
私は私をケアすることができるのは私だけだと思うけど、しんどい時はそれができないから他者を頼るしかないこともある。
だけど、まさに立ち直る時に頼るその他者が似た状況で苦しんでいる人を選ぶのは間違っているんじゃないのかな。
よく、アメリカのドラマでアル中やヤク中の人が腹を割って話すサークルみたいなものに参加をしてケアをする描写があるよね。
でもあれは、立ち直った人じゃないの??
なんだかみんなで一緒に寄りかかって無限にドミノ倒しスパイラルに陥ってしまいそう。

どうやって立ち直ろうとしてるの?と聞かれたけど、多分この感覚は伝わっていなくてただ他者に頼りなよ〜って聞こえてたんじゃないのかな。そう思われていたら嫌だな。
怒涛の質問責めに疲弊しちゃってちょっとイラッとしていたのもあって、お互い傷つけただけな気がしている。
その日はその後お買い物をして帰ったけどそれから一度も会ってない。
やっぱりご飯は美味しかったけどタイミングが悪すぎたんだろうなぁ。

・防災袋の準備と葬式プランの話
昨日ふと、スムーズな人との別れとは何か考えることがあった。というのも、あ、もう無理〜!と思う時に自分がどれだけ労力をかけられるのかどうかわからないし、グダグダするのは嫌だなぁと思っているからだ。いざというときのコストを減らすために必要なのは備えだろ!
バッチリ綺麗に即スパッとが希望だけど、多分いざそれをしようとすると体力消費が半端ない。防災袋を用意する時みたいに日常とはなんの脈絡もなくても備える必要があるのでは?と提案しようとしたけど、そこで初めて気がついた事がいくつか。
問題①そもそも別れる事に労力がかかる認識、お互いの納得が必須という認識は共通ではない
問題②実際の状況が分からなければ備えられない事が多い
①に関しては盲点だった。え、確かに労力をそこにかける必要性って必ずしもないのか。はじめに労力をかけるなら終わりにも労力をかけるものだと勝手に思い込んでいた。だって、文章もはじめにとおわりにって大事じゃん。なんなら、おわりにの方がはじめの内容汲まなきゃいけないし、今後の展望も入るし大事じゃん。と思っていたから本当に考えてなかった。ここの方向性の違いがあった場合に防災袋自体が危ぶまれる。
②に関しては想定の内。これは生前にどの葬式プランがいいですかー?っていうのとおんなじ。人は皆死ぬけど、葬式に入れるお花や呼ぶ友達は選べるよね。死に方がどうであれそのパッケージは選べる。私が準備したいのは葬式プラン。どのようなやり方でどのような説明が必要かを相談して決めておけば、いざという時に例えどんな死に方でも両者納得して送り出せそうと思ったけど道のりは長いかもしれない。
そもそも、ただのプランだし今とはなんの関係もないけどこう言う話をする事で落ち込むって人もいるのかもしれないし。思ったより難しいのかも。
リスクヘッジはリスクを避けるための前向きな話題だと思っていた。

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