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バレエオタクな私の話

今さらながら私のことを書いてみます☺︎

私がバレエを始めたのは9歳頃。
幼児期からバレエを始める人が多いと思うので、少し遅い方ですよね。

バレエを始める前は新体操を習っていて、新体操のためにバレエを習い始めたというのが始まりです。
その頃バレエ教室ではちょうど舞台のための練習をしていて、私はその舞台には出ませんでしたが、一緒に踊りの練習をさせてもらっていました。
そこで役を「表現する」ということを体験した私は、すっかりバレエが楽しくなってしまいました。
昔から○○ごっことか大好きで、フィギュアスケート漫画を1人で再現して遊んだりしていたので、何かになりきるというのが見事にハマったんですね!

バレエにハマった私は、本屋さんに行ってはバレエの本や漫画を探したり、今のようにYouTubeがない時代だったのでバレエのビデオ(←時代を感じますねw)やDVDを集めたり、スカパーのバレエの配信があるチャンネルに登録してもらったりしていました。
中学校の総合学習ではバレエの歴史についてまとめたりもしていて、もしかしたらこの頃からバレエオタクの気質を持っていたのかもしれませんw
バレエバレエ言っていたので、私=バレエ好きというのも友人だけでなく先生たちにも広まっていましたねw

バレエしか目になかった私は、もっとバレエをしたいと愛知県にあった豊田バレエ学校に入学し、東京に行って舞台に立ったりもして、バレエの舞台も観に行くようになりました。
この頃がバレエの知識も増えて、私の中で1番バレエに熱中していた時期だったんじゃないかなと思います。
そして東京には舞台もたくさんあって、人生で1番舞台を観ていた時期でもありました。
ですが今思うと、この頃は舞台を観ても踊りのオシャレな要素を探したり、ダンサーがどのようにポーズを見せているか、どこにアクセントをつけているか、というようなテクニック重視の見方をしていたように思います。
バレエがただただ好きだった頃から、バレエが上手になりたい、たくさん舞台に立ちたいという風に気持ちも変わっていったからでしょうか。
もちろん舞台を観ることを楽しんでいたのですが、何か学んで帰ろう!目に焼き付けて帰ろう!とギラギラして観ていましたねw

私が踊るの大好きっ子からバレエ観るの大好きオタクに変化していったのは、踊ることも教えることも辞める頃でした。

まだ教えていた時に自身のため、生徒さんのためにと色々と調べていた中で、私が1番楽しいと思ったのがバレエ作品の歴史や背景について知ることだったんですね。
それまで定番のバレエ作品は全幕で出演したことも観たこともあったので、もう知ってる!と思っていたのに、知らなかったことや上部しか気づいていないことがたくさんあったんです。
振付家にも作曲家にも意図があって、ダンサーもオーケストラもそれに合わせて作品を作ろうとしているんだなぁとやっと気づきました。
私が知っていることはまだまだほんの一部だと思いますが、知り始めるとバレエが観たくなって、今まで以上にバレエを観るのが楽しくなりました。

今はバレエを辞めてしまいましたが、バレエが嫌いになったわけではなくて、バレエの舞台を観に行ったり、発表会のお手伝いに行かせてもらったりして、本当にただのバレエオタクとしてバレエを楽しんでいます。
ずっとバレエの世界にいたので、その時のバレエ仲間のおかげで私自身が踊らなくなってもバレエに関わったり、バレエの話を聞かせてもらう機会もあってありがたいですね。
以前教えていた子たちも発表会に呼んでくれたり、SNSでたまに連絡をさせてもらったりして、遠くからですが成長を見させてもらっています☺︎

バレエを離れたからこそ、バレエの楽しみ方は踊ることだけじゃないというのも思いました。
もちろん踊りたい人は絶対に踊った方がいいです!
バレエって観るのも楽しくて素敵ですが、踊ることはまた違う素晴らしい体験ができますから。
特に舞台は格別ですよね♪
私もいつかまた踊ることもあるのかもしれません。
でも踊るだけじゃないバレエの楽しみ方もあるんだよということも言いたいです。

このnoteでは私のバレエへの想いも綴っていきたいと思っています。
バレエ好きさんと仲良くなれたり、バレエ観に行きたいなと思ってくださる方が増えたりしたら嬉しいなと思っています♡

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