愛宝学園かがみの特殊少年更生施設 私が辿り着いた真相
素敵な作品でしたので、自分が見返しやすいようnoteを活用することにしました。
※本文は、ネタバレを含みます。
作品の世界観を壊さないような文面で書き記していますので、苦手な方はご注意ください。
参考までに…クリアまでの所要時間は2.3日ほど。気になるワードを沢山メモしながら進めると、脳内の整理がしやすく、より臨場感が出ました♪
ある日、旦那が「面白いHPがあるので見てくれないか?」と突然こちらのHPを見せてきた。奇妙で不可解な点が散りばめられてるから、一緒に見つけていこうということらしい。
「へぇ〜!そんなのあるんだ。いいよ〜」と二つ返事で承諾した。
軽い気持ちだった。数時間で終わると思っていた。まさか、ここまでのめり込むことになるだなんて…!
HPのトップページを見る。
特殊少年とは何なのか。特殊=超能力の可能性もあるが、更生施設というのだから、少年院なのだろう。
“非公開になっていたページの設定を変更しました。”というお知らせも気になる。
なにより、モットーの美しい心という言葉に胸がざわついた。何をもって美しいとするのか確固とした信念があり、収容された少年に強いているのだろうか…?
更生理念ページを見る。
トップページにあった「美しい心で、輝く未来へ」という言葉と、もう一つ「色と形で育む、のびやかな心」という言葉がモットーとして掲げられていた。
なるほどと読み進め、自分の中に落とし込む。
“当院の更生プログラムでは、芸術作品の制作を通じ、感情表現の仕方や、自分の心との向き合い方を学ぶことで、再犯防止と社会復帰促進に大きな成果をあげています。”
芸術に力を入れているのは面白い。本プログラムに賛同する教育機関のご関係者様向けのPRスライドがDLできたのでDLしてみる。ファイル名は、“更生のキセキ.pptx”。薄気味悪すぎる。
そこには、令和3年度の入所者による作品が載っていた。
「卒院の日、目がイってもうとるがな!!!」建物内の暗さや空のどんより具合が、咲き誇る草木とアンバランスで気持ちが悪い。
『先生たち、ありがとう』という作品の構図もどうもアンバランスだ。長押しをしてみた。「あ゛!!!?!?」左端に血まみれの眼鏡イケおじが登場。笑えない踊るポンポコリンすぎる。なんだこれ。施設内で手術が行われているのだろうか。少年院内に保健室はあるだろうが、手術室があるとしたら流石に異常すぎる。まず、血まみれで廊下を歩くな!※1
『僕らの教室』という作品もなんなんだ。センターのじじぃ筆頭に不気味すぎるほどに満面の笑みを人びとが浮かべている。にも関わらず、ブラックベースの背景色が塗られている。幸せや嬉しいといった気持ちをカラーで表現する際は、普通ピンクやイエロー、オレンジといった暖色を使用するものだ。まるで、笑顔を強制され、心の奥底でどす黒い感情が渦巻いているようだ。悍ましい宗教団体にも見える。
う〜む、他作品含め全体的に不穏すぎる。『未来へ走る』という作品しか素直に見ることができない…。
このファイルを見た感想は、「こんなの賛同できなくない…?」というのが素直なところである。芸術作品の制作そのものにではなく、施設内で行われている“何か”が垣間見える違和感にどうしても施設への不信感が拭えない。
院内紹介ページを見る。
更生施設ってどんなところ?まずはPR動画。
白鳥の雛が2羽。童話『みにくいアヒルの子』が脳内によぎる。0:04には、一瞬だが暗い廊下奥に“三日”と文字が赤く浮かび上がっている。この画像の意図は全く読めない。
表現を通した学びはいいが、そんな黒の使い方している部分をPR動画に入れるものだろうか。0:09。こちらも一瞬だが、手術中の画像が挟まれている。あの血まみれの眼鏡イケおじが手術をしている様子だろうか。入所すると白い服を着るのか。ふむ、残りは普通のPR動画だ。
ところどころおかしな部分があった。少なくとも、一瞬しか映らない画像2枚は明白におかしい。動画制作者が何かを訴えていると考えて間違いないだろう。私は仕事上、企業のHP制作や動画制作を行うことがあるのだが、このような異様な仕様には絶対にしないと断言できる。ミスで画像を入れてしまったということは起こり得ない。必ず意図があるとしか思えない。
続いて、愛宝新聞。
一枚目。違和感はない。ごく普通の新聞だ。
二枚目。「あ、かがみのは地名なんだ〜」とページを閉じようとし、あることに気づいた。フォントがところどころ違う。右から読むと、「たかしまきおくかえる」記憶を変える?タカシマとは誰なのか。愛宝新聞001のTくんか?それとも血まみれの眼鏡イケおじか?誰?一体何のために?ここで、「必ず愛宝学園かがみの特殊少年更生施設で行われている内容を突き止めてやる!」と心に誓った。
三枚目。異様な部分を探すが見当たらない。二枚目が異様だったために、拍子抜けした。白組が不利になるよう仕組まれていると結論づけるには、強引すぎるだろうし。
(強いていうなら、観戦者が多いだとか、綱引きの綱の持ち方がおかしいとなるが、意図的におかしくした訳ではないAI生成画像だと思うので以後そういった画像には突っ込まないこととする。)
スケジュール。
なるほど。まぁこんなもんなのか。朝食と夕食にはないのに、昼食だけ片付けがあるのは何故だろうか。昼食の片付けではなく、他の何かを“片付け”しているのだろうか。
指導内容。
ここだけを読むと、「愛宝新聞に記載されていたようにゴミ拾いしたり、老人ホーム行ったり特別活動にも力入れてるんだ〜!施設のポスターや資料などの制作を任せるのも、自主性や責任感や自信に繋がりそうだし、いいところかも〜!」と思いそうになった。
個別指導があることを念の為、頭の隅に留めておき次に読み進める。
職員。
職員数がかなり多い。法務省専門職員(人間科学)採用試験合格者も多く、かなりしっかりしているように見受けられる。
ただ、看護師が1人しかいない。たった1人で手術を当施設内で行なっていると思えない。あの血まみれの眼鏡イケおじもいないし、タカシマもいない。
そして、栄養士の國松一人の食育指導ページのリンクが切れている。
ここで初めて、検索をかけてみた。
〈國松一人 食育指導〉ヒットした。
7/19(水)だけ透かし文字があるし、トマトが記載されていない。
7/20(木)には牛乳が記載されているのに、置かれていない。
透かし文字に意図があるのが、上部を隠して読んだりしてみようと試みたが分からなかった。分かった人はこっそり教えて欲しい。
旦那は、やたらとトマトとオレンジがあるのが引っかかるという。
他にも、〈タカシマ〉〈高島〉〈高島 記憶変える〉と検索をかけたが、引っかかることはなかった…。だが、“1~2のキーワードを検索することで、記事が見つかる可能性があります。当サイトの検索エンジンの仕様上、3つ以上のキーワードで見つかる記事はありません。”と知ることができたのは、大きな糸口になるだろう。
※2
院内マップ。
見るからに違和感しかない。第三寮には続きがありそうだし、藤棚の右側には余白があるし、特殊教室棟の道は繋がっていないし、医務課の下にも大きな余白がある。医務課だけだとしても、看護師が1人しか配属されていないにしては広すぎる。誰の銅像か分からないが、正面入り口玄関側に銅像が置かれていないのもどうなのだろう。元々は、医務課側が正面だったのではないだろうか。
院生作品ページを見る。
ロボットが描かれた令和元年 院生作品優秀賞の背景の数字には何か意味があるのだろうか。分からない。
絵画。
絵画002 題名『己』の右上に“おかべきった”という文字がある。タカシマに続き、HPの職員一覧にない謎の固有名詞が出てきた。この人物こそが血まみれの眼鏡イケおじだろうか。〈岡部〉で検索する。…出た。やはり、いたのだ。この男で間違いない。担当が看護師とは違い、医務課と表記されている。処分しないといけないほど人道的ではないことを行い、クビになったと考えても良いのだろうか。今、施設に配属されておらず、施設がクリーンになりつつあると良いのだが…。表から名前消しただけで、裏で変わらず何かを行なっているとしたら…?引き続き調べ、核心に迫らなければ。
む、どうやら絵画004が表示されてない。URLの最後をkaiga004にしてみた。すると、『裁き』というタイトルの作品が出てくるではないか。魚人か、防護服か。何とも言えない。個人的には、めっちゃイケてる世界観の作品だが、非公開にした理由は何なのだろう。
絵画008 題名『日常』 。ノートのページを散りばめたであろう文章をつなげると、「今日は●●をしました。逃げた子を、取●●おさえ●●つだいをしました。」「さえこむ●●●とがした。●あの子●●別棟行きです。早くキレイ●なって、帰ってきてほしい」と読めます。不明瞭な部分が多いですが、この作品の作者である少年は、逃げた子を取り押さえる手伝いを行ったのでしょうか。別棟行きになると何が行われるのででしょうか。キレイになるとは…?怪しすぎる。ここにも、タカシマかオカベが関わっていそう。
ポスター。
ポスター002 2019年度院生制作の職業訓練推進ポスター。あからさまにこのポスターに無意味な数字が散りばめられている。これは隠しメッセージに違いない。面倒だが、“3”“11”“23”“54”“87”“92”“96”“103”番目の言葉を読み解く。すると、「くすりのまされた」という言葉が出てくるではないか。SOSだ。一体誰によって何の意図によって行われているのだろう。
マンガ。
マンガ001 題名『食事はいちばんの薬』・マンガ002 題名『もの忘れ』、共に最後のコマが白く消されている。四コマ目には何が描かれていたのか。オチをわざわざ隠すのは、施設にとって不利益な部分があるのだろうか。※3
マンガ003 題名『バイカラー・ムーン』。クリックすると全体を読むことができた。あからさまに白く塗り消されていたり、加筆修正させられているところや、違和感のある言葉を語る登場人物の多さに戦慄した。「そうか」「ありがとう」ドガッは、いくら何でも無理がありすぎる。加藤彰という名前なのに、おそらく妹が書いたであろう絵にはひびきおにいちゃんと書かれているのも奇妙だ。
作文。
作文001 題名『宣誓文』誤字:蝶→むしへんが女に
作文002 題名『旅立ちの春』誤字:葱→くさかんむりの下が怨に/巣→単に。恥ずかしながら、葱坊主を知らなかったので検索。葱の花をそう呼ぶらしい。花言葉は「笑顔」「ほほえみ」「愛嬌」「くじけない心」。特に深い意味はなさそう。愛宝畑で葱を育てていたのだろうか。
作文003 題名『知』個人的にはとても共感ができる作文で、怪しい点は見つからなかった。
作文004 題名『学園について』おかしく→良い人に/変な部屋→正しい道に書き換えた後が。
誤字の部分に何か意味はあるのだろうか。最後の作文004は、とにかく怪しすぎる。「愛宝学園かがみの特殊少年更生施設に入所すると、変な部屋に連れ込まれ、心が変わったようにおかしくなる。」というのか?
“更生のキセキ.pptx”の『卒院の日』の据わった目、院生作品の絵画008『日常』の“別棟でキレイになる”という言葉、どうみても小綺麗に書き換えられているマンガ003 『バイカラー・ムーン』しかり、良い子であることへの常軌を逸した執着が見受けられるのは確かだろう。
マスコットキャラを見る。
「こ、この鳥…目がキマってるがな!」流石に疑いすぎだろうか。きゅるきゅるしているだけか。過去に若者間で流行したぴえんみたいな…。
施設の入所者全員を“悪いことを平気でする”人間だと言い切るような文面からは、ここにいる職員の傲慢さが垣間見える気がする。
イラストレーターぷりゅまさんは卒院生だろうか?〈ぷりゅま〉で検索する。…出ない。おそらくツートン☆ペンギンであろう左のキャラの目もきゅるきゅるだ。やはりシナイドリの目の件は、疑りすぎたか。
一通りHPを見たところで旦那が、Xに『バイカラー・ムーン』作中の女性であろう人のアカウントと、YouTubeに告発動画があると教えてもらった。
告発動画では、基本的には同じような発見をしていたが、発見しきれていない部分があった。
絵画012をプリントアウトしてチューリップの形に畳むと、OKABEKIKENDAという文字が浮かび上がるという。再びオカベ。怪しさ100%。
動画内で行なっていた検索を後に回すことにし、そのままXのアカウント@about_A_messageを見にいく。
「こ、こいつ図太ッ…!どんな神経しとんねん!!!」
ついつい突っ込んでしまうほどに、堂々とした盗撮と不法侵入。だが、お陰様で様々な事がわかった。
まず、投稿の文章からは以下の事が分かった。
・A君の誕生日は2月7日
・A君は『バイカラー・ムーン』の主人公“鈴木渉”改め、“蒼井晴翔”。投稿主は、“高橋紗季”改め“花城璃子”
・A君は卒院後、職員として愛宝学園かがみの特殊少年更生施設で働いている?
・HP>院生作品>ポスター内にあった表現祭は関係者のみの招待制であり、かなり厳重。
・謎のハンカチ
続いて、表現祭の様子を写す動画投稿からは、
・受付の人は白衣を着用している。ただの受付業務で白衣を着用することはあるのだろうか?その様は、少年院というより病院さながらに感じる。
・招待者リストには、院長対応の招待客や次期採用候補者が書かれている。〈大塚楓和〉〈長富秀豊〉など文字を解読できた招待者名を片っ端から検索にかけたが、何一つ引っ掛からず…。
・作品鑑賞中に拾った招待者リストには、
G 翔界誠心会関係者
H 警察関係者
K 施設関係者
J 芸術部門関係者
M 卒院関係者
とあった。翔界誠心会、怪しすぎる。医療法人名なのか、宗教団体名なのか。これは検索に引っかかるだろう!と検索にかけるも引っ掛からず。のちに重要なワードになるかもとメモを取る。
そして、警察。警察を呼ぶことはあるものなのだろうか…?何かしら警察にお世話になることをした青少年が入所しているから、あるのか…?少年院の中で模範校のような立ち位置なのだろうか…?
・絵画の展示順 009-003“美羽奨励賞”-010(タイトル見受けられず)-007-012-008-001-011-005-002
美羽とは…?〈美羽〉検索。〈美羽奨励賞〉検索。うん、分からん!展示順に意味があるのか、隠されたタイトルがあるのかと院生作品ページのURLを変えたりしたが、またしても何も得るものはなかった。
・写真の展示順 006-007“喜多見勇次賞”-002-005-008-不明(タイトル:共に過ごす仲間)-003
『共に過ごす仲間』は途中で職員とみられる白衣を着用した人物に回収されてしまった。食事中に薬を服用している様子がいけなかったのだろうか。
喜多見勇次も誰だ。警察のトップか?検索するも出ず…。空振りの連続に少し肩を落とす。
・HPには存在しない作文作品『ありのまま』
・不明だったマンガの4コマ目が分かる。錠剤が食事に混ざってるし、記憶が変わっている!推測はできた内容だが、はっきりと書かれると肝が冷える。國松一人とタカシマの仕業だろうか。だが、ここまでくると職員1人の独断で行なっているとは思えない。薬の混入なんかは、世に出れば連日報道されるべき行為だろう。※2
・『バイカラー・ムーン』HP表記(修正後)→X表記(修正前)
鈴木渉→蒼井晴翔
秋宗→山下
公門→内藤
鍵政→清水
琴吹→坂田
加藤彰→乙坂響 これで彰=ひびきおにいちゃんのチグハグもスッキリ!
斉藤哲也→林野廣剛
特別優等賞→くずかわ特例 となっていた。微妙にトイレのルールも厳しくなっている。
2024/03/22 20:14の投稿の01:09の部分に書かれている〈7号施術寮〉と検索すると、本当の院内マップが出てきた。
第1寮/第2寮→一般寮
第3寮→1号〜7号施術寮
医務課→更生推進棟 施術室第1〜第4
藤棚→恩賜の藤棚
と怪しんでいた部分が違う表記になっていた。施術とはっきり書かれている。物理的に人の思考を変える実験場になっているというのか。
にしても、恩賜の藤棚の恩賜は隠す必要なくないか?
思考問題の話もHPでは黒塗りされていたので気になった。〈思考実験〉という検索ワードでは引っ掛からなかったが、〈救命ボート問題〉では引っかかった。めちゃムズIQテスト…!問1:41、問2:④、問3:②、問4…!
「分からんすぎる…!でもこの答えの数字が暗号になるかも…!」
しばらく奮闘したが、記述問題と体力テストがあることに気づき、「だったら暗号にはならんか。」と諦めることにした。
この後、〈クリスマス〉〈くずかわ特例〉〈2号施術室〉〈3号施術室〉でも検索するが、引っかかることはなく、告発動画で見たように検索することにした。
なお、2024/03/27 21:06と2024/03/30 20:22の投稿は、画質が荒くどうしても文字を読み解く事ができなかった。
制作立案発表会にて乙坂響が持つ『矯正の歴史』という本のタイトルを検索する
↓
カウンセラー 鳥居諒が出てくる。
著書『精神の統一について』を検索する。
↓
愛宝学園職員サイトへつながり、著書の内容がざっくりとわかる。
〈特殊思想教育〉というワードを検索する。
↓
医師のページと研究機関データページがヒットする。
医師のページでは、あの岡部の消されていたページが出現。“医師 担当:脳外科医
岡部勝博” “特殊な精神鑑定法を併用することで施術成功率を高めることに成功”と書かれている。
研究機関データページでは、特殊な精神鑑定法=ヴィッターマルフ法と判明。他、入所者は因子番号と数字で呼ばれることが判明し、村上好恵という新しい人物が出てきた。
↓
〈岡部勝博 ヴィッターマルフ法〉で検索すると、再び職員サイトにつながり岡部勝博の立派な経歴書が出てくる。
↓
〈木南特例総合病院〉で検索。
先程とは別の、医師のページと研究機関データページがヒットする。
医師ページには、ずっと出てこなかったタカシマのフルネームが高島啓介であり、医師 担当:精神科医に所属していたことが判明。
研究機関データページでは、木南特例総合病院 院長木南信克による因子番号398の健康診断結果が分かる。
ここまでが、告発動画でわかる内容だ。一気に真相に近づく感覚があったが、まだまだ隠された事があるのかと息を呑んだ。「いや〜どういう風に検索をしていけばいいかとても参考になるな〜!この人凄すぎ〜!」と夫はキャッキャしている。
続いて告発動画通りに検索をする前に、村上好恵という人物と因子番号が気になったため、〈村上好恵〉〈411〉〈438〉〈431〉〈398〉で検索することにした。
村上好恵で出てこなかったので拍子抜けしたが、〈431〉でヒットした。
「あの暴力少年林野廣剛君やないか〜〜〜!!!」
あまりにも綺麗な詩、脳内にきれいなジャイアンがよぎる。
これでも出んのかなと〈431 林野廣剛〉で検索。
「で…でたぁ…」
長らく空振り検索が続いていたため、安堵のような気持ちを抱えるも、人物報告書を読み
身を引き締める。入所に至ったバックボーンを知ると、一気に林野廣剛への見る目が変わった。
「よし、動画の続きを検索するか」と〈高島啓介 木南信克〉と検索しようとすると、
「業務用消火器で検索したい!漫画にも不可解に載っていたし…。」と言う。
「確かに〜。でも、そんなん出るかなぁ〜」と半信半疑で検索すると、新聞記事が。もしかすると、彼は普段から非行を行なっていたものの入所理由は冤罪だったのかもしれない。
ここでようやく〈高島啓介 木南信克〉と検索。
高島啓介の経歴書だ。〈上州医科大学付属病院〉〈非行少年の更生教育〉〈長織セントラル病院 児童思春期病棟〉〈ロールシャッハテスト〉〈PFスタディ〉〈TAT絵画統覚検査〉〈第4の投影法心理テスト〉〈高島啓介 第4の投影法心理テスト〉などなどで検索をするが…。出ない。全く引っ掛からない。
行き詰まったかと途方に暮れていると、
「もしかして、『第4の投影法心理テスト』って本当にあるんじゃない?」と旦那が言い出す。んなわけ〜と再び半信半疑だが、もう藁をも縋る思いである。
「わざわざ鉤括弧だし、重要ワードだと思うんだよね〜。これかな?バウムテスト」
〈バウムテスト〉で検索。謎解き好きの直感すげ〜。
高島啓介による調査書が出てきた。
“1号施術~4号施術を得て心理的変化に関して調査を行った。”とある。当初は、模範的でロボット的な良い子であるよう職員が強制する施設だと思っていた。だが、院生作品で多く見られた書き換えは、職員が修正するよう指示したものではなく、院生自身の意思で書き換えたという事が判明した。これで「たかしまきおくかえる」の意味も腑に落ちる。ただ、記憶を変える、もしくは無くすことで美しい心を持てるという論理は甚だ疑問だ。
『バイカラー・ムーン』のさらに書き換え前。HPに載っていたものが4号施術後、Xに載っていたものが3号施術後、今見ているものが2号施術後だと仮定すると、あと施術前・1号施術後の2パターンの『バイカラー・ムーン』があるということだ。
表紙の翼が消えた。天使や鳥の羽を連想できる翼。キレイになって未来に羽ばたくイメージがない。この時にはまだ反抗心が深層にはあるということだろうか。
特別優等賞→くずかわ特例→悔悟の礼 とさらに表記が変わっている。
今まで“特別に見込まれた人だけが受けられる素晴らしいもの”だったものが、“自ら進んで受けるものだが場合によっては死ぬ可能性もあるめちゃくちゃキツイもの”になっているのが恐ろしい。
灯台が見えると言うことは海辺だろうか。脱走させないためか。
他、乙坂響の因子番号が449、蒼乃晴響の因子番号が467と判明。
まずは、〈悔悟の礼〉で検索する。職員のデスクの上に、表現指導レポートと誰かのノートがある。〈被験体16号〉で検索したが、何も出ない。“北欧神話ゆかりの街”で、グーグル検索をして出てきた〈オーデンセ〉を打つが、出てこない。被験体16号とは誰なのか。院生の保護者のノートを預かることはあるのだろうか。
〈449 乙坂響〉で検索。〈431 林野廣剛〉で見たようなページだ。各院生にこのようなページがあるのだろう。違う点は、特別指示書だ。擁卵警備員とは…?聞いたことのない単語。もちろん〈擁卵警備員〉で検索。移送スケジュールだ。各地の少年院や家庭裁判所から愛宝学園かがみの特殊少年更生施設に集められている。相当重い犯罪歴の少年だけが集められているのなら理解できるが、乙坂響も林野廣剛も家庭環境の問題で重犯罪者とは言えないだろう。意味不明が過ぎて、宇宙人の卵を体内に宿す遺伝子が優れている少年が集められているのか?人類より宇宙人が立場が上で、職員は言うことを聞くしかなく、宇宙人の人体実現場と化している?と突拍子のないことを連想する始末である。各移送元の名前を検索するが、これ以上擁卵警備員の情報を得ることはできなかった。
最後に書かれているキャンバススクレーパーを凶器に用いた個体とは蒼乃晴翔のことだろうか。〈蒼乃晴翔 キャンバススクレーパー〉と検索するが、何も出ない。旦那は「きっとこのワードは使う。犯行現場とか分かんないかな…。」と呟いている。「〈467 蒼乃晴翔〉と検索したら出てくるかもね」と、乙坂響に議題を戻し〈父子〉で検索すると、新聞記事がヒットした。六松市●●事件と黒潰しされている。林野廣剛が乙坂響に言い放っていた言葉が入るのではないかと〈六松市親殺し事件〉と検索すると、乙坂響事件詳細が出てきた。我ながらなかなかのファインプレーである。妹さんも亡くなってしまっただなんて乙坂響の人生、想像を絶するほど辛すぎる…。そんな奴が「めっちゃオンザビーチ」ってふざけてるの健気だな…。
目頭を押さえながら、〈467 蒼乃晴翔〉と検索を続ける。検索結果から、〈第8845号 殺人事件〉〈蒼乃要〉と検索するが出てこない。マンガ内では火●高校としか読み取れなかった〈火辰高校〉と検索。新聞記事だ。犯行現場は分からなかったが、何故か発行前の新聞記事で“凶器や犯行現場の詳細まとめること”と大きく殴り書きされている。これで、のちほどキャンバススクレーパーと犯行現場で検索することになるのは確定となった。蒼乃晴翔、普通に良い奴〜!花城璃子さん、罪悪感から自殺しないでね 2人とも悪くないよ 辛かったね 幸せになろうねと抱きしめたくなる。
〈健全な学び 健全な価値観〉〈蒼美画塾〉〈緊急事態宣言〉…。出ないな。これ以上何を検索しようかと考えあぐねていると、旦那は隣で〈徳広大学〉と検索し、薬剤師 小日向紀子のページから“精神科専門の薬剤師”とグーグル検索をかけていた。
「えっ、何そのページ!知らん!」と小日向紀子の情報を目に焼き付けていると、
「精神科薬物療法認定薬剤師っていうのがあるらしい。」と言う。
〈精神科薬物療法認定薬剤師〉検索。
「出るんか〜い!」知らなすぎワード。ググるなんて全く念頭にないので、目の前でずんずんと検索が進む状況にあんぐりとした。そのまま、出てきた投薬データの情報から、薬の名前をググっている。内心「めんどくせぇな」と思いながら、〈クロルプロマジン ペントバルビタール〉と検索を打つ。特殊スケジュールが出た。かなりのハードスケジュールだ。薬漬けな上に、体力・精神力を大きく消費しそうな施術が1日に2回も行われる。睡眠時間が短く、頭が回らず正常な思考ができるはずがないし、死が隣り合わせなのも当然だ。そして、どうやら卒院制作を何処かの研究院に送付することをラボレートと呼ぶらしい。
〈ラボレート〉で検索。因子番号422 鎌倉勇の卒院制作が出てきた。普通に良い写真。どんな人物だったのかと〈422 鎌倉勇〉で検索。彼も問題は家庭環境で、重犯罪は犯していない。
さぁ、次はどう検索するかとここで行き詰まり〈449 乙坂響〉と頭から調べ直すと、あることに気がついた。人物報告書の備考欄にわざわざ“卒院制作では『得意な描き方』で『施設内のある場所』をモチーフに作品を仕上げた。”と鉤括弧で強調して書かれている。
〈油絵 恩賜の藤棚〉。乙坂響の卒院制作を見ることができた。
「画風が違ぇ〜〜〜!!!」それはさておき、PGQデータと何の頭文字か分からないが新ワードが出てきた。各施術後の卒院制作過程をPGQデータと呼ぶらしい。
〈PGQデータ〉〈特殊スケジュール〉出ない。
“研究院送付用に制作された因子番号467の卒院制作を参照せよ。”
因子番号467は蒼乃晴翔のことだ。〈ラボレート PGQデータ〉で検索する。出ろ…!出ろ…!出た。調べ始めた時は、ここまで『バイカラー・ムーン』を引っ張るとは思いもしなかった。きっとこれは、1号施術後だ。読み始める。
黒く塗りつぶしている部分が多く見受けられる。施術により、記憶と理性に混乱と葛藤が生じているのが窺い知れる。
特別優等賞→くずかわ特例→悔悟の礼→カネモリ式 まだ変わるんかい!カネモリ式の別名が悔悟の礼ということか。くずかわ特例はなんだったんだ。何のワードなんだ。
そして、花城璃子さんの人権を守る行為とはいえ犯行現場が社会科準備室であることも分かった。人の痛みに寄り添えるなんて本当に良い奴だな蒼乃…。〈キャンバススクレーパー 社会科準備室〉で検索をかける。蒼乃晴翔事件詳細がヒットした。
“以上により、少年に対しいくらか猶予されるべき事柄はあるが、当事者ではないこと、被害者は凶器を持っていない一方的な状態であったことを踏まえて少年院への送致は免れないとしている。”
「せやな。確かに感情的にカッてなって行動してもうてるしな。うん。」ようやくまともな判決を見られた気がする。ただ、少年院から愛宝学園かがみの特殊少年更生施設に移送され、教育指導ではなく物理改造を行われるわけだが…。
さぁ、満を持して〈カネモリ式〉で検索を行う。どっひゃ〜!いかにも古そうな論文だが、大学時代、卒業論文の資料収集でこのようなものは沢山読んだので恐るるに足りない。辰京とは東京のような地名であろうか。現院長の苗字も見受けられる。“鴻池院家”“帝国医学会顧問久下沼祥豊”“医学博士有光浩司”“社会適合論”“カネモリ式施術”“金森寿一郎”“活人の術式”“社会不適合因子”“偲ぶ会”怪しいワードが盛り沢山である。
内容はざっくりとこんな感じだ。“脳と精神の研究で、社会不適合者(犯罪者・非行青年・思想犯・敵国人)を理想的な人間に変えることができる。この社会不適合者を社会適合者に変える手術名をカネモリ式と名付けます。本当に薬と手術の併用で、どんな悪い人間でも従順勤勉で理想的な一国民に変貌できます。第2章では、脳髄の行動と各機能。第3章では、投薬すると記憶・学習性と物忘れがあるのでその際必要な知識について。第4章では、意識の混濁について。投薬による精神の混濁と、手術による脳の矯正をする上でのチグハグを繋げる知識です。第5章では、各人の能力や資質を最大限に活かしながら、不適合要素を排除して良い人格にする方法を書いています。以上がカネモリ式の前提です。今後、多くの臨床試験を行い、カネモリ式の実用性が向上するのを期待しています。”
「金森寿一郎、全ての原因はお前か〜〜〜!!!」と叫びたくなるような内容である。
〈金森寿一郎 偲ぶ会〉と力強くキーボードを打つ。偲ぶ会次第。金森寿一郎の経歴も載っている。
辰京時代と書いているので、辰京は地名ではなかったようだ。
第2回偲ぶ会が中止になった事情は分かるのだろうか。一時期、非人道的だとなった時期があったのだろうか。
〈辰京医科大学〉〈北辰研究機関〉〈かがみの脳病院〉〈関東脳神経医学会〉検索を続けるが出ない。辰京と組み合わせ検索をかける。〈辰京 北辰研究機関〉検索。出た。
金森寿一郎は自死だったのか。実験データと関連資料の一部が破棄されているというのは奇妙だ。自分が行なってきた研究の恐ろしさに気づき、自暴自棄になったと考えると個人的には腑に落ちる。引き継いだ鴻池院信親は一体何者なのだろう。鴻池院家の厚意と支援によって論文『社会適合論』が完成したわけだから、お金持ちなのは確かだ。施設の理事長も務めている。何だか名前が高貴っぽいし、天皇系の血筋説も面白いかもと半分本気半分戯言を言ってみたりする。
1番重要なのは、国の出資サポートで、実験場としてかがみの特殊少年更生施設が存在していると明らかになったことだ。国絡み、警察絡みで機密に人体実験という非人道的行為が昭和から令和に至るまで行われ続けている。
真相により近づくため〈第五〇弐部隊 k0013〉と打つ。
モロ脳みそな解剖資料だ。九頭川とはくずかわ特例のくずかわだろうか。
ここにきてようやく検索すべきワードセンサーが磨かれてきた。
〈依代〉で検索をかけると、特例被験体の記録が。因子番号で管理される前は被験体○号と呼ばれていたのだろうか。被験体16号には見覚えがある。デンマーク語を学習している。悔悟の礼で検索した際、ノートに書かれていた人物だ。
〈あかつきリライフ〉で検索するが、出てこない。文脈で考えると死体処理業務委託先だろう。
〈九頭川雅道〉で検索。人物像が詳しく書かれている。ちょい顔が板垣退助。時代も鑑みると立派な経歴だが、全く天皇系の血筋じゃなかったと少し落胆した。
〈水無瀬精神研究院〉違う。
〈水無瀬研究院〉ヒット。
現院長 久下沼智教宛にから送られていた手紙だ。“極秘通達を受け”というのは、〈辰京 北辰研究機関〉で検索した際に書かれていた“研究継続のための共同研究が可能な施設に選定された”ということだろう。そして、ここではカネモリ式を社会不適合因子洗脳施術と別名で呼んでいる。
「洗脳の自覚あったんかい」である。
“全国の少年院から集めた適合推奨値の高い少年を対象に「更生プログラム」と称して、研究を進めて参ります”〈擁卵警備員〉で検索した際に、全国の少年院や家庭裁判所から集められているのは分かっていた。どうやら、適合するか否か基準の数値があったようだ。
〈新薬開発部門〉検索。
〈医療テクノロジー部門〉検索。
〈精神医療研究部門〉検索。
〈未来創世部門〉検索。…政府通達だ。かがみの特殊少年更生施設から愛宝学園かがみの特殊少年更生施設と名称を変え、平成22年9月15日に最新の設備を揃えて研究を本格始動…。実験資金は国の特務省更生局。適合推奨値の基準も書かれている。
長織セントラル病院 精神科医:高島啓介
木南特例総合病院 脳外科医:岡部勝博
水無瀬製薬 薬剤師:小日向紀子
今まで調べてきた人物の名前勢揃いである。この文書だけで告発するには十分な情報が載っているが、まだ調べられる。“特務省更生局 喜多見勇次郎”。表現祭で貼られていた喜多見勇次郎賞はこの人からの賞だったのか。
〈特務省更生局 喜多見勇次郎〉で調べる。内部向け通達 極秘事項 美羽統一の適用化について。美羽奨励賞の美羽だ!次々とパズルのピースがはまっていく。
“新興政党の弾圧・抑制のためにカネモリ式を利用することを国が決定。実験を重ね、成人にも適用可能となれば、今後起こりうるデモ行為や組織の基礎を著しく乱そうとする反乱分子に対し、施術を実行。最終的に、新興政党の弾圧・抑制することができる。”
正直、その思考は分からなくはない。だが、許してはいけない行為なのは間違いないだろう。このようなことを良しとすれば、言論の自由などがなくなった独裁国家にもなりうる。これも重要な文書だ。
〈美羽統一〉でなぜか久下沼院長個人フォルダに繋がった。特例機密ファイルにパスワードが要る。今まで出てきた数字の羅列や重要そうな単語を思い浮かべるがキリがない。思考回路がショートしかけていると、“オーデンセ”と旦那が打ち込んでいる。
「なんでだよ!今16号君は関係ないだろうがよ!」
“odense”開いた。
「なんでだよ!!!」
「いや〜、あのデスクは院長のデスクで、ノートは院長自身のノートだったんじゃないかな。院長の息子が非行を行なってしまって、被験体16号になったんじゃないかなと思って〜。」
え?いつからその考えに至ってたん…?と〈悔悟の礼〉で調べ直す。
特例機密ファイルには息子との大事な思い出ではなく、施術前、原本の『バイカラー・ムーン』が入っていた。息子がカネモリ式を受けることになってから、院長は葛藤していたのだろうか。だから、いかにイカれているか指摘する『バイカラー・ムーン』原本を大事にしているのだろうか。いや、それは都合よく前向きに捉えすぎだろう。
外部に漏れてはいけない情報が書かれている危険なものな上に、貴重でお手本的なPGQデータだから大事にしていると考える方が合理的だ。
やはり、乙坂響の絵に蒼乃晴翔はショックを受けていた。第4号施術後の『バイカラー・ムーン』でもずっと、乙坂響の絵を見た瞬間の目には光が入っておらず、違和感があったのだ。黒塗りだったところも読める。
〈新たな人間創造の術式〉で検索をかける。施術結果報告書だ。新たな人間創造の術式、カネモリ式、悔悟の礼、社会不適合因子洗脳施術。色んな名がありすぎる。そして、ここでは因子番号ではなく、卵体番号と呼んでいる。院生を卵と見做し、施術によりキレイになることを孵化、卒院を放野と呼んでいるのか。急にマスコットキャラのシナイドリが恐ろしく感じてきた。まさか…。
〈一般育雛法〉〈特殊育雛法〉〈監薬療法〉〈UTT法〉〈脳孵化術〉
続けて検索する。そのまさかだった。あまりにも非道くむごたらしい第1〜第4施術の実態。
まるで、有名な映画『時計じかけのオレンジ』を観た時のような気持ち悪さを覚えた。(私はこの作品が苦手で一度しか観たことがないため、あいまいな記憶だが) 違いは脳の一部を切除されてしまったこと。こうなると、もう元の姿には絶対に戻れない。性根が本当に悪かった子は少なかったのに…!救いようがなさすぎる。
シナイドリの“生まれたところ 暗くて暖かい部屋で、更生官さんに見守られながら、卵の中から出てきた。”というプロフィールの言葉の本当の意味もようやく理解ができた。“暗くて暖かい部屋”は、ただ卵の殻の中という意味だと思い込んでいたが、そうではなかった。大音量の音楽が流れる暗室に監禁する監薬療法を暗示していた。“暖かい”というと優しいぬくもりでふかふかの布団や、たんぽぽが咲く過ごしやすい気温の春の日差しを想像するが故に、気持ちが悪い。良いことをしているんだと驕り、罪悪感なく行っていることが最悪最低だ。
最後に、蒼乃晴翔は卒院後に特務省更生局で働くことになったことが分かった。分かりやすく“反抗する悪い子“ ”から“従順でキレイな子”になっている彼からは、引き続き貴重なデータが取れる可能性があると踏んで、監視下に置きたかったのだろうか。
疑問が残る部分も残るが、真相を突き止めることができた。
これだけ情報があれば十分だろう。
さぁ、あとはこの実態を暴露するだけだ。
こうしている間にも、沢山の青少年が非人道的な実験体にされている。早く与党や警察・施設関係者が言及され、再発防止対策が徹底されることを祈るばかりだ。だが、世間に知り渡る事でどのような動揺と混乱の輪が広がるかを想像すると悪いイメージしか起きず、底知れぬ不安が残り続けた。
後日、〈はると〉で検索すると、シナイドリのページが出てくることが判明。
※1 画像をDLしてよく見ると、名札に岡部と書いており、この時点で岡部だと断定することができる。また、隣の女性の名札には小日向、右端の男性には中谷?と書いていることも分かる。
※2 看護師〈関口晃〉で検索すると、保健室利用履歴が出てくる。
※3 〈錠剤〉〈もの忘れ〉で検索すると、それぞれマンガ001とマンガ002がフルで読める。
✎𓂃文が変なとこ見つけ次第、都度修正します。
残る疑問点やHPで出てきた職員名一覧 時間ある時にまとめたいな〜!
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