2023・10月FAうたまとめ

FAとか、二次創作とか、そういうイメージのもの。
ガレージのほうのうたメイン。

【二次創作短歌連作】
(こっちにみっつ)
リンク先、ロンリーダンスのラフみたいなの
→この足がとまるまでは踊らせてあの夢が終わる頃には、ほら
→叶うならばエンドロールがおわるまでこの手を取っていて欲しかった
*
書きかけ。(男5人でセカイ、のラフ案・一部)
高らかにならす足音きみは今つばさを広げ空を駆けてく

はるかまで上昇気流のぼりゆく うつむくひまなどないよと言って

歌声が重なりひびき風となる おちたしずくも音色に変わる

その手を声を空へ高く掲げればセカイは無限に広がっていく

【短歌】
いつか見た日の出を待つよカルピスの氷を揺らす夜のファミレス

くちびるに人差し指をちょんと寄せ天使みたいに貴男が笑う

花が咲く風に揺れるスカートそよ風がふわりと春を呼んでる

月から戻った恋人が帰ってくるなり土産とくれた萩の月

夜明けへの抵抗策として風呂場を施錠し羊水へと浸かる

触れ合えばおちるしずくのうつくしさ傘もさせずに濡れる花束

心持つ花はかなしきしずくで咲いてそのかたわらへ寄り添うよ

【都々逸】
花の咲くをまちわびて風がヒカリを雨をすくう

笑えねえやと見つめた先で鏡みたいな顔の君

手綱さばきに信頼を置くあなただからここにいるの

施錠の音でまた僕ら代り映えない日々に帰るよ

ヒーローの真似する君もヒーローでありヒロインなのだ

【連作モドキ】
眠れずの夜更けの空にとけてゆくまぶたをとじた黄金のひとみ
→月光に透ける髪を揺らして何処までもゆく君の夢

きみのやいばは やらかくあれど にぎったこのては ちにそまる
→そばにいるとは やくそくできぬ なれどこころは そこにある
→もったりとくびを つかみてきみが げんをなぞれば ほしひかる

始発列車は夜を追う、僕らが夢から覚めないように
→たよりなき糸かわいく結びあとすこしだけここにいて
→朝色をした目のカラス、常闇のカーテンを開けるよ

神様の帰らぬ夏が過ぎてゆき陽炎だけが置いてけぼりで
→遠くともたしかにそこに彼はいて瞳の中で灯影ほかげはゆれる
→ふりつもる雪はつめたくふれられず指定席には誰も来ないよ
(影向の家に寄せて。)

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