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○ ○をするまでは死ねん。


というふうに今思った。この言葉を感じる事が出来るならば恐らく自傷する事はないだろう。○○をするまで。あなたにはありますか? 簡単に言葉の真意から理解する事は難しい。どれだけの言葉と言葉がつながり合って文章になっているとかは考える事など普段はしない。一日たくさんの言葉を話すと思うがその言葉達は半分は無意識の中からの反応だ。無意識で人と話す事だって可能だし、いろんな物もある。○○をするまでとは言葉に落とすのは簡単だ。


本当にいろいろな事をやろうと思えば出来る時代に生まれ育った俺たちの年代にとっては選ぶ事が本当に苦手だ。あなた達は何でも出来るとか言われたりするがたしかにその通りだと思うし、否定はしない。本当に選ぶものが多いのだ。世間を見るとそれでもやる事を決めて実行している人や、ちゃんと前を向いて歩いている人はいる。かっこいいと思うし尊敬する。子供の頃は感じなかった人とのつきあい方や距離感、そういう感情は捨ててしまいたいと思う時もある。
 言葉にする難しさがある。いつ気がついたかは忘れてしまったけれど、言葉という手法によって相手を納得させたり、傷つけたり、自分の言葉言葉を怖がってしまったり生きていると気付かされる事が大人になっていくにつれて気が付いたりもする。このように字を書いたり、心の中の言葉を整理して説明をしたりという事が今思えばほとんどしたことがない事に気がついて俺は実際に何が言いたいのか?とか俺は何を根の奥に持ってしゃべっているのかとか本当の自分の事が分からなかったりする。こうやった今も外に車の音が響いているし、その車の中に彼や彼女、おじさんやおばさん達はどこから来てどこへ向かっているのか。彼らは行くところがあって、帰る場所も持っている。いや、本当のところは知らないがひとり心のなかで妄想したりする。一日ずっと鳴り止む事のないこの騒音が人の気配を感じさせているのにふと安心しているのだろうか。


これは2010年12月に書いた作文。
データを整理していたときに見つけたものだけど、深いところから抜け出せていない感じがすごく感じる。
懐かしいな。この頃は将来も夢もなく、本当に途方にくれていた記憶が蘇る。 それから10年。 嫌でも成長している自分がここにいる。

こうやって人生を生きていくんだな。
頑張れ、その頃の自分。今はコロナで世の中大変だけど、俺の人生は幸せと胸張って言えるぞ。

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