裸の履歴書vol.4~見えない敵…
浪人生活の始まり。師匠に弟子入り、住み込み生活の始まりであった。師匠宅に住み込んでの生活となると、落語家の修行を連想されるかと思うが、體(からだ)の大きな若者が何人も同じ屋根の下で寝食を共にする、それはさながらプロレス道場の寮生活のようであった。自転車のトレーニング以外の時間はとにかく雑用に追われる毎日。「のんびり」なんて言葉は皆無。
住み込みで共同生活を経て、よかったことは、我慢と忍耐の経験。他人と生活することでストレスの耐性がついた。、それと実家にいる限りついてくる甘