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部屋に静かに佇む本棚「greeniche のブックケース 1500」

フリーランスになってから、仕事で必要な本を手元に置くことが増えた。
基本的に電子書籍で済ませるけれど、やはり仕事で見返したい本は紙がいいなと思う。
今まで本棚とは縁がなかったけれど、流石に置く場所がなくなってきたので買うことにした。
せっかく買うなら長く使えて、部屋に馴染むものがいい。
そこから本棚探しの旅が始まった。

最初はすぐに見つかるだろうと思ったけれど、これがなかなかピンとくるものが見つからない。
形が良くても色が好きになれない、色は良くても小ぶりで今ある本の冊数に合わないなどなど。
結局本棚を探し始めて半年以上が経っていた。

来る日も来る日も実店舗やネットで本棚を探していた時、『greeniche ブックケース 1500』に出会った。

参照:greeniche Book Case 1500

greenicheは代官山と米子(鳥取) にお店を構えるオリジナル家具ブランド。自社ファクトリーで製造していて、この本棚は受注生産という形を取っている。
見た瞬間「これだ!」と思ったけれど、展示品が米子店にしかなく、さすがに本物は見に行けない。
一度は「写真がいいから出来がよく見えるだけだ」と買わない理由を探して諦めた。
でも、その後もいろんな本棚を見ては「あの時見つけた本棚が忘れられない」と戻ってくること数回。
実物を見れなくて一番気にしているポイントは木の質感や色味、部屋に馴染むかどうかだったので、なんとかならないかと思っていたところ、無料樹種サンプルを送ってくれるという記載があるのを見かけてサンプルを取り寄せた。
サンプルが届いて手に持つと、やはり質感が手に馴染む。
この本棚で間違いないと思ったものの次の問題は色味だ。木の種類・色で3種類ある。
ここから更に壁にサンプルを立てかけ、ああでもないこうでもないと2週間くらい悩んで、「アンティークブラウン」で注文。
それから3ヶ月ほど待って今年の11月に届いた。

(届いてすぐに写真を取ればよかったと後悔)

家に置くと、まるで最初からそこにあったかのように部屋に馴染む。
最初は少し木目が目立つかな…と思ったが、1日の太陽の傾きで少しずつ変化する色合いが美しい。
本棚の少し前に買った FLYMEe Work のデスクとも合う。

毎日、本棚を見るたびに少し幸せな気持ちになれる。
私は物に執着しない方で、要らないと思ったものはすぐに捨ててしまう。
でもこの本棚はずっと手元に置くだろう、そんな気がした。

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