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素直は”素な男(すなお)”

「お客さん、人生80年のうち、今の1分だけ私にいただけませんか?」

こう言われたら自分の拙いnoteも見てもらえるようになりますかね。

今日はそんな言葉の力と素直さの話です。そして突然ですが、
「最近、あなたは素直になりましたか?」

いやいやそんなこと言われても”素直になるって”何よ?そもそも自分自身が素直になっているかどうかをどう感じるんだっけ・・・?みたいな人も多いのだろう。

実際、自分自身が”素直でいる”ということを確認することは結構難しい。

素直になるって意外に難しいけどとっても大切なことなんだと改めて実感したのがこの記事。

日大三高の小倉監督が「歌舞伎町のボーイさん」から学んだこと。

最初は何のことやらと思いながら読み進めていったが、やっぱり人間育成を軸に高校野球を指導している小倉監督ならではの”視点”がとても勉強になった。

この記事で勉強になったことは2つある。

1つは小倉監督同様にボーイさんがかけたこの言葉。
「お客さん、人生80年のうち、今の1時間だけ私にいただけませんか?」

コミュニケーション的にも”相手にまず興味を持ってもらう”という点でもすごくキャッチーで良いフレーズに聞こえるし、概念としても確かにあまたある時間の中から相対的に見て”1時間だけ”であれば・・と思ってしまう論理も呑み込みやすい。

自分が理解しやすい言葉であるからこそ、”使ってみたくなる”言葉である。

2つ目は小倉監督の”素直さ”である。

見ず知らずのしかも商売人としてあくまでも客の興味を引くための言葉ではあるが、それを見逃すことなく、自分の中に一旦咀嚼して考える(受け取る)という行為そのものが凄いと思う。

経験を積んでくると、自分の考えが固まってくるもの。
歳を重ねたり、社会的地位を築いていけばいくほど難しくなるもの。
しかしながら、小倉監督はそれを”素直”に受け止めた。

これは簡単に見えてなかなかできるようなことではないと思う。

そして、単純に受け入れるだけでなく”何がどう良いと思ったのか?””自分に取り入れられないか?またはどうすれば取り入れられるか?”という思考を辿っている。

実は自分自身もささやかながらではあるが小倉監督と仕事上のことでお話をする機会を得たことがある。小学生時代の同級生が日大三高へ進学し、現役時代も同じ西東京大会で秋のトーナメントを戦ったエピソード(当時はあの日大三になぜか私たちの高校が勝利した!)を交えながら、にこやかに嫌な顔することなく丁寧に対応していただいた。

「あいつ(私の小学生時代の同級生で日大三高OB)にも◎◎さんが来たって電話しときますよ。」

とか当時若造の私にさえそんな気遣いをさりげなくしていただき、噂やイメージでは聞いてはいたけども”本当にいい人なんだなぁー”と感じたものだ。(事前知識としては小倉優子の親戚くらいしかなかったもんなー。趙失礼)

このエピソードを読んで自分自身も改めて”素直”になることの価値を再確認出来たし、改めて自分自身の成長のためにいろんなものに対してヒントはないかを見定める姿勢を持っていきたいと感じた今日この頃の僕であります。

ご清聴ありがとうございました。


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