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”千葉ロッテの未来”がくっきりと。

今日の試合もまた点差以上に爽快な仕上がりと相成りました。

その理由は藤原恭大と山口航輝の二人の若手ホープたち。序盤はやや膠着状態が続くような展開ながら試合中盤の6回で飛び出した2人のホームラン。

いつの時代も”次の選手が息吹く時”は見ていてワクワクする

”藤原恭大”のフルスイング

もはや1軍のフィールドで縦横無尽に、そしてその主であるかのような振る舞いを見せる藤原恭大。規定打席未達ながらも後半戦スタート以降は人が変わったように打ちまくっている。

いや、むしろこの”打ちまくっている姿”が本来の藤原恭大だ。6回の豪快な第5号ホームランをかっ飛ばして以降、その後の打席でも安打をともに重ねて猛打賞。打率も.288(8/25終了時点)まで上昇し、数字の面を見ても1軍でレギュラーを張っている他の先輩プレーヤーと見劣りしなくなってきている。

”山口航輝”の貫禄あるホームラン

藤原恭大の”霹靂一閃(へきれきいっせん)”衝撃のホームランを叩き込んだ後に見せてくれたのは、同じく若手ホームの和整大砲候補・山口航輝。

ホームラン一つとっても全く違った個性が選手それぞれに垣間見れる。
”突き刺さるような打球”を見せてくれた藤原恭大と違って、ホームランアーティストのそれのように滞空時間の長い大きな弧を描きながら打球はスタンドに”ズドン”と着弾する。

その放物線は惚れ惚れとする美しさで、打球がスタンドに届くまでの時間は「千葉ロッテの輝ける未来」を想像するには十分の時間だった。

この二人がきっと千葉ロッテの”黄金時代”を築いてくれるはずだ、と。

最後のピース”安田尚憲”

藤原恭大、山口航輝のアベックホームランで最高!の気分ではあるが、あえてここで欲を出すとするならば、やはり、安田尚憲の存在だ。

この2人に負けずとも劣らないバッターとしてのポテンシャルを秘めている。

そして今日の試合でも2安打を放っているものの打率.244、6本塁打、45打点では物足りない。もっともっと安田尚憲ならできるはずだし、安田尚憲の覚醒が黄金時代を長期的に支えるためには必要だ。

兎にも角にも若い二人がかけたアーチの向こう側に明るい未来が垣間見れたことは間違いない。この事実を少しづつ積み重ね、来るべき黄金時代の到来を楽しみにしている。

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