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ベースボールまみれ

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プロ野球(千葉ロッテ)を中心にアマチュア野球まで色々と書いてます。
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#千葉ロッテマリーンズ

松川虎生という”礎(いしずえ)”

いよいよプロ野球も2月からキャンプイン。 各球団ともにフレッシュなルーキーの面々や新首脳陣を迎えチームとしての変革にトライするなど試行錯誤の”球春”です。 我らが千葉ロッテマリーンズもキャンプインしたのですが、本キャンプで1番の注目は何と言ってもドラ1ルーキー捕手の松川虎生(こう)の存在。 直近のペナントレースにおいては順調にチームとしての力をつけてきており、昨シーズンも最後の最後まで優勝争いに加わるなどファンとしても非常に楽しませてもらっている。 安田尚憲、藤原恭大、

藤原恭大、あと"1926"

千葉ロッテマリーンズの次世代スター候補。 もっと言えば、将来のプロ野球界を背負って立つ逸材。 彼には野手としての金字塔・2000本安打を是非とも達成してもらいたい。 現在(2021年シーズン終了時点)で残り”1926本” 2021年シーズンは「47安打」このペースで行くと達成は約41年後の2063年シーズン。いくら藤原恭大とはいえ40年後に還暦を迎えての達成は困難。 君ならきっと今年から上昇気流に乗せていくことができるはず。 ”イチ”から仕切り直して開幕から思う存分そ

佐藤都志也、まず目指すは”貝塚”だ。

芸能界も野球界もオミクロン感染の話題が蔓延している。 本来蔓延させたいのは”野球熱”の訳だが、ここ1、2年は全く恨めしい限りではあるが、主役を奪われてしまっている今日この頃。 とは言いながらも、今日も今日とて野球熱にほだされている。 そして個人的に”熱を入れ上げている選手”佐藤都志也について語りたい。 佐藤都志也、佐々木朗希の”正妻”を目指す 佐藤都志也が”佐々木朗希の正妻”になりたいとの記事を見つけた。 これはね、いい心がけだと思うのだ。本当に。 それくらいの心意気(

2022年は平沢大河の”寅”年

こんばんは。思いついたことを思いついたときに書き記すだけのnoteにお付き合いいただきましてありがとうございます。 春ですね。いや、冬ですね。コロナですね、そうですね。 でも、どんな時も春はやってきます。 ということは”球春到来”というのもまた、今年も近づいてきているわけです。 春の訪れは、野球からそして春を感じる風物詩は”プロ野球新人合同自主トレ”ですね。 この話題がちらほらと始まります。 「高校時代は〇〇と双璧を成した注目のドラ1、××投手」 「控え3番手から大学N

“守備をエンタメ化”した小坂誠の話

新年も迎えたと思ったら、もう既に2週間が経つ。2022年キャンプインまで半月を切ったこの辺りでようやく昨シーズンを振り返ることが多い。そして改めて思う。 「2021年シーズンは本当に惜しかった。」 あと一息でチャンピオンに届かずにシーズンが終了。 それが「あと一歩で届いたのに…」なのか「まだ、一歩足りなかった…」とするのか。 様々な受け取り方もできるが、個人的には前向きに“あと一歩で届いたのに”と受け取って今シーズンにまた期待したいと改めて思っている今日この頃である。

Wellcome Home!レオ・マーティン!

2021年夏の甲子園大会の決勝が行われており、高校野球はフィナーレの時を迎えようとしてます。 我らが千葉ロッテは今、ペナントレース折り返しの真っ只中。 そして、2位浮上と後半戦始まってから好調なチーム状況でルンルンであります。 昨日も球界屈指の”男前”外野手・荻野貴司の今シーズン第7号の先頭打者ホームランで先制すると、地元東北の佐々木朗希の素晴らしいピッチングでガッチリと勝利へのリズムを刻んでゆくのでありました。 帰ってきた”サムライ・マーティン”そしてこの選手がいよい

安田尚憲という”ピース”

これはまたまた面白い流れになってきた。 甲子園決勝の舞台で久しぶりの”智弁学園VS智弁和歌山”という可能性も残している高校野球も面白い流れだけれども、ロッテもなかなか面白い。 昨日の試合で3対1と快勝し、7月13日の西武戦(メットライフ)以来、45日ぶりの2位に浮上。その試合結果はもちろんだが、個人的な”強化指定選手”としている一人の安田尚憲の猛打が炸裂した。 未来のロッテに欠かせない重要なピース、安田尚憲前回のnoteでも書いたが、常勝軍団を形成する上でチームの屋台骨に

”千葉ロッテの未来”がくっきりと。

今日の試合もまた点差以上に爽快な仕上がりと相成りました。 その理由は藤原恭大と山口航輝の二人の若手ホープたち。序盤はやや膠着状態が続くような展開ながら試合中盤の6回で飛び出した2人のホームラン。 いつの時代も”次の選手が息吹く時”は見ていてワクワクする。 ”藤原恭大”のフルスイングもはや1軍のフィールドで縦横無尽に、そしてその主であるかのような振る舞いを見せる藤原恭大。規定打席未達ながらも後半戦スタート以降は人が変わったように打ちまくっている。 いや、むしろこの”打ち

”平沢さん”とこの”大河くん”この頃少し・・・良いよ。

新型コロナウイルスの脅威は今日も続いてます。 今日もスタンドはガラガラでした、が。そのガラガラのスタンドに飛び込む白球を見て心を満たされた千葉ロッテフリークも多かったことだろう。 この平沢大河のホームランを刮目せよ。 千葉ロッテの展望を語る先に必ず”平沢大河”千葉ロッテファンがみんな大好き、平沢大河。高卒野手としてドラフト1位で入団して以来、”ロッテファンの弟”として暖かい眼差しで見守り続けられてきた将来を嘱望されている選手の一人。 2015年の入団から早6年が経過し

佐藤都志也の”スイング”の未来

今日の試合はもう6回終わって5点ビハインドなんてもう万事休すというか、今日はもうそいう日なのかな、と思っていたが終わってみれば終盤の3イニングで逆転と顧客満足度の高い試合を観せてくれた。 そして個人的に”顧客満足度”の高かったプレーは、9回に見せた佐藤都志也のライトへの弾丸ホームラン。 佐藤都志也のスイングが好きな理由個人的には佐藤都志也の”バットの使い方”がとっても好きで、スイングの軌道がとてもアーティスティックだ。それが彼のスイングが好きな理由である。 なんというか

鈴木昭汰がエースになる日

なんというか。 これほどまでに悔しいというか・・・。 悶々とする開幕カードを過ごすのも久しぶりな気もしている今日この頃です。 2021年シーズン開幕3連敗からのスタートとなりました。 しかも2試合連続で終盤までリードしてからの敗戦というのがなかなか堪える展開で打ちひしがれているわけですが、何も希望がなかったか?というとそうではないのでが収穫。 それはドラ1ルーキー・鈴木昭汰のプロ初先発&フレッシュな投げっぷり。 初回から140km/h台の後半のストレート連発で気合十分。

遅れてきたFA戦士・福田秀平のこと

さてもう今日は9月も末を迎えようとしている。 コロナウイルスのせいで短縮開催となった2020年シーズンはすっかり終盤となってしまいました。いつもなら暖かい春の訪れとともに”派手に・華やかに開幕”を迎えるプロ野球。 そんないつものプロ野球は影を潜めて、ウイルスという見えない敵の”目を盗みながら”開幕し、いつもと違った落ち着いた雰囲気でシーズンを戦っている。 地味である。本来華やかなはずのプロ野球が。ことさら地味だ。 ただ、そんなプロ野球が面白くないのか?というともちろん

澤村が一から拓く、新時代

”読売ジャイアンツ 第1回選択希望選手 澤村拓一 22歳 投手 中央大学” 2010年10月にその指名アナウンスを見届けてから10年の月日が経つ。 巨人の澤村がロッテの澤村に。 まさか”あの”澤村が千葉ロッテのユニフォームを着て投げ込むことになるなんで誰が想像できただろう? 「佑ちゃん世代、成り上がりの星」の如く現れた中央大学ドラ1候補投手はそれはそれはキラキラと、いやギラギラと訝しく輝いていたと記憶してる。 佐野日大から中央大学へ入学。高校時代は無名ながら

人から盗んで”褒められる”話

ついにプロ野球が開幕しました。 初めて”無観客”という条件のなかでの開幕。選手のモチベーションコントロールは容易ではなかったはず。 しかしながら、始まってみれば各地で素晴らしい試合が繰り広げられ、コロナ禍においてなお自己研鑽を積んできた選手たちには改めて”プロフェッショナル”を見た気がします。 振り返ればこれまで当たり前に過ごしてきた毎日が突如として”自粛”という見えない鎖に繋がれながら過ごした約3ヶ月。 これまで”便利になること”に一辺倒だった世界から、”出来ることを