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ベースボールまみれ

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プロ野球(千葉ロッテ)を中心にアマチュア野球まで色々と書いてます。
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2020年1月の記事一覧

♯5【青木宣親は目黒駅】

「野球選手とかわからないし、興味ない…」 「野球ってルール知らないし、観ても何を見れば良いのかわからない…」 という人も少なくないだろう。 実は、プロ野球選手の凄さや面白さに気づいてもらうには「コツ」がある。 それは「身近な何かに」置き換えること。 プロ野球選手の個性、特徴やプレースタイルを万人が身近な存在である「駅」に例えることで野球の魅力を紹介していく。 ちょっと違った見方をして見るだけで、違った目線で野球を楽しめるようになるはず。 第5回:青木宣親(東京ヤクルト

”カイブツ”はどこから来るのか?

”平成の怪物”こと松坂大輔・・・ ”昭和の怪物”とも呼ぶべき江川卓・・・ 新時代の幕開けはいつだってその時代を彩る”カイブツ”候補の登場がある。 今、野球界にはスターが必要だ、それも圧倒的な。 ”カイブツ”的な存在が今の野球人気低迷の起爆剤になりうる。 彼らの存在が野球人気を下支えしてきたとも言えるし「野球人気再興」のキーマンである。 その新時代の”カイブツ”になりそうなのは間違いなく佐々木朗希(大船渡高→千葉ロッテマリーンズ)だろう。 ”カイブツ登場”で隆盛期を経験

リクエスト制度に”リクエスト”したい話

「どうだい?野球は楽しくなったかね?」野球っていうのは「個人競技の集合体」である。 そういうと大抵「え!?うそうそ、チームスポーツでしょ?だって9人でやるんでしょ、野球って?」みたいな反応が帰ってくることがほとんど。秘密は野球というスポーツを「どの角度から見るのか?」にあるんです。 投手はもちろん自分の投げる球により試合は進行していくし、打者はそれぞれの打席が必ず試合の中で与えられる。そこで行われる「個人同士の駆け引き」が連なって、チームとしての形をなし、その攻防によって

プロ野球的”働きかた改革”

みなさん【巨人・大鵬・卵焼き】って言葉知ってますか? 1961年(昭和36年)度の経済報告の記者会見の席で「子供たちはみんな、巨人、大鵬、卵焼きが好き」と話して、それが広まることになったそうなんですが今もまだそうなんでしょうか? 昨今、特に近年のドラフト戦略やFA事情を見てみると選手の”働きかたに対する意識”も新たな傾向が見て取れる。 プロパー巨人=終身雇用の象徴プロ野球の巨人といえばプロ野球界においては”生涯安泰の大企業”。息子がサラリーマンになるなら、ソニーやトヨ