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【3日目】新型コロナウィルス療養生活(入所1日目)

これを書き終えたら就寝します。
妻子は自宅に戻ったようで、ようやく安心できました。
妻の実家とはいえ、子供たちはいつもの自宅の方が気兼ねなく過ごせますよね。


今朝も目覚めは5:30。
自室に篭る日々だったせいか、体力を持て余しており、短めの睡眠でも大丈夫なのかな。

という訳ではなく、入所前に除菌作業や洗濯などやること盛り沢山で、早く目覚めただけです。

私のせいで感染することは避けたいので、目覚めて直ぐにシャワーを浴びて、パジャマと寝具を洗濯乾燥する間に、私が手を触れた場所を全てアルコール除菌してまわりました。

あとは出かけるまで窓を開けて、換気をしっかりとすれば、素人のやれることはおしまいです。
あとは運を天に任せるだけですね。

作業中、お迎えのドライバーから到着予定時刻をいただき、忘れ物がないかを最終チェック。

迎えが到着し、いざ出発となりました。

東京都の宿泊療養施設を利用する場合、利用者の自宅までお迎えがあります。
迎えの車は1BOX車で、タイミングによっては相乗りらしいですが、私は一人乗車でした。

1列目と2列目のシートの間にはビニールシートで遮断されていて、ドライバーに感染しないよう配慮された車でした。
もちろん窓も開いているので、かなり徹底されていると思います。

宿泊療養施設は自宅から一番近い都下唯一の施設で、乗車時間は10分ほどでした。

ホテルに到着し、係の方に従って入所手続きをすませましたが、これまで外観からは全く気付きませんでした。

入口から完全に宿泊療養の仕様になっていて、東京都が一棟丸借りしているホテルなんだと分かりました。

あまりニーズがない場所のホテルとはいえ、一棟丸借りってすごいことだと思います。
コロナ禍で予約激減のホテル業界とはいえ、一棟丸借りは決断が必要だったのではないかと思います。

ルームキーを受け取り、入った部屋はこちらです。

ツインルームでした。部屋から出れないので少しでも歩けるのは助かります。
仕事するには充分なスペースです。隔離生活でも仕事に支障はないと思います。
よくあるユニットバス。個人的にはシャワーで、丸洗いできるので好きですね。
窓からの景色。最上階でした。

宿泊療養施設とはいえ、ホテルを活用したものですので心配はしていませんでしたが、予想よりは広くて助かりました。
まだ1日目ですが、広さのおかげで部屋から出られないことが、あまりストレスにはなっていません。

部屋に入ってすぐに電話がなり、施設利用に関する各種案内と体温など問診がありました。
スピーディーにここまで進むので、寛ぐのはまだ先です。

続いて看護師から電話がかかり、より具体的な日々の健康観察について説明をいただき、問診項目の説明をいただきました。
明るい方で話しやすく、いい方に連絡をいただけたなと思います。

時刻は11:30。
ようやく荷解きを行い、なんとか落ち着くことができました。

ここで館内放送が流れ、1階ロビーまで食事を取りにくるよう促されました。
この時にカードキーを忘れないようにしなければなりません。オートロックですからね。

廊下にでると何人かエレベーターを待っていらっしゃいましたが、すぐに乗れて1階まで。

ロビーには10人ほど集まっており、各自お弁当や飲み物を手に取り、また部屋に戻っていきます。
この時だけが部屋から出られる唯一の時間です。

ハンバーグ弁当でした。

ロビーには水やお茶以外にインスタントの味噌汁や粉末コーヒー、紅茶のティーパックなどあり、滞在する患者への気遣いを感じました。

そうそう、このタイミングで入所に関する同意書を提出します。

部屋に戻り食事を済ませて暇を持て余し、noteを書き始めました。
合間に仕事の対応などしていたので、あっという間に時間が過ぎます。

16時にまた館内放送が流れて、1日2回の問診登録をします。
事前にWebサイトにアクセスし、7時と16時に体温や酸素飽和度、体調などを登録します。
これ規定の時間に対応しないて電話が鳴りっぱなしになり、それでも反応がないと部屋に確認しにくるそうです。
ですので、この時間だけは忘れちゃいけませんね。

再び仕事をしていたら夕食の時間。

カレイの西京焼きと天ぷら弁当でした。

私はまだ初日なので気になりませんでしたが、人によっては飽きちゃうかもしれませんね。
でも電子レンジも用意されていて、温かいまま食べれるのは恵まれていると思います。

食後はまたnoteの続きを書き、風呂にゆっくり入って今日1日を終えるところです。

最後に窓からの夜景をどうぞ。

綺麗ですね。

さて、既に36時間ほど平熱が続き、ヤマは越えたかなと思います。
後は咳がいつおさまるか、といったくらいですね。


明日改めて、罹患したコロナの症状や、罹患に使用するツール、療養施設で思うことなど記していければと思います。

明日は台風がくるとのこと。
家に残した家族を案じながら眠ることにします。

みなさん、安全第一に。

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