サンタさんを本気で信じていた話
こんにちは、Laterneです🍀
12月に入り、急激に寒くなりましたね❄️
私は相変わらず布団の中から出たくない日々を過ごしていますが(笑)、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
もうすぐクリスマスですね
さて、冬が近づき街中もクリスマスのイルミネーションが輝く季節になりました🎄
街中がクリスマスモードでどこかワクワクするような空気に包まれる一方で、
中高6年間をキリスト教カトリックの学校で過ごした私にとっては、クリスマスは「救い主イエス・キリストの誕生をお祝いする日」「奉仕活動をして地域社会に貢献する日」「ミサに参加して心を落ち着ける日」です。
決してカップルがいちゃつくための日ではありません!
…と、大学生の時は恋人がいない腹いせにこんなことをよく口走っていました😅
こんなこと言ってるからいつまで経っても ひとりなんだろうな(笑)
と、ぼやきから始まったこちらの記事ですが…
こんな捻くれた性格の私にも、クリスマスを心待ちにする可愛い時代がありました。
家族でのクリスマスの過ごし方は、家庭によってそれぞれでしょう。
海外では、"Family Tradition"、つまり「家族の伝統」がある国もあるようです。(アナ雪で得た知識です。笑)
我が家のクリスマスの過ごし方はというと、
クリスマスイブの夕食ではチキンやケーキといったご馳走を堪能し、
サンタさんからプレゼントをもらうためにその日は早めに寝て、
クリスマス当日の朝に枕元に置かれているプレゼントを心待ちにする🎁
と、まあこんな感じでした。
私はそんなに良い子ではなかったので、毎年ちゃんとサンタさんが来てくれるか とても心配でしたが、幸い私の元には毎年サンタさんが来てくれました🎅
そう、ここまで読んでくださった方はもうお分かりかと思いますが、私はサンタさんのことを本気で信じていました。
両親から真実を明かされる、その日まで…。
最近ふとそんなサンタさんのことを思い出したので、
今日は私とサンタさんについて書いてみようかなと思います。
クリスマスまでの過ごし方
私の家では、だいたい11月の初めくらいに、「今年のクリスマスプレゼントはどうするか?」という話題が出始めます。
幼稚園児・小学生のときは毎年おもちゃをリクエストしていて、
現物を見て欲しいものを決めるために家族全員で大きなおもちゃ屋さんにおもちゃを見に行きました。
当時の私にとって、たくさんのおもちゃが並べられているその空間は夢のような世界で…。
サンプルとして飾られているおもちゃを見つけては、気になるものを片っ端から遊んでいました。
そのおもちゃ屋さんは本当に広くて、時間を忘れてずっとそこにいられて、大好きな場所でした。
だから、私は家族みんなでおもちゃを見に行くこのイベントが、毎年とても楽しみでした。
もちろん、テレビや学校での友達の会話を通じて欲しいものの検討はつけておもちゃ屋さんに行くのですが、
実物を見たり、両親から「こういうものもあるよ」と色々紹介されたりとしているうちに、欲しいものが変わることもあって…。
あのワクワクする時間も、今でもとても記憶に残っています。
おもちゃ屋さんから帰ると、早速サンタさんへ手紙を書きます。
当時はおしゃれな便箋など持っていなかったので、弟と一緒に、折り紙に色鉛筆でお手紙を書いていました。
こんな感じで書いて、完成した手紙は母親のもとへ。
「ちゃんとサンタさんに出しておくからね」という母の言葉を信じて、クリスマスまでなるべく良い子にして過ごしていました。
クリスマス当日の朝は大はしゃぎ
そしてついに迎えたクリスマス当日の朝。
クリスマスイブの晩には「今年は絶対サンタさんに会う!サンタさんが来たら起きるんだ!」と弟とふたり意気込むのですが、その言葉が叶うことはなく。
毎年毎年、クリスマスの日の朝、目が覚めると足元に綺麗にラッピングされたプレゼントが置いてあるのでした🎁
「やったー!今年もサンタさん来た!!」
「ねえプレゼント、何が入ってた??」
と、私と弟は大はしゃぎ😆
そんな様子を、「良かったねぇ😊」と微笑みながら見つめる両親。
私の記憶に残っているクリスマスは、こんな感じです。
私は、サンタさんの存在を心から信じていました。
母から言われていた
「サンタさんはね、子どもたちのお手紙を読んで、クリスマスまでに一生懸命プレゼントを準備してるんだよ。」
「そしてクリスマスの日には家を1つずつ廻って、プレゼントを届けているんだよ。」
という言葉を、そのまま信じていました。
サンタさんってすごいな…。
だってクリスマスまでにみんなのおもちゃを用意して、一晩で届けちゃうんだもんな…。
スーパーマンだよな…。
って、ずっと思っていました。
サンタさんは本当にいるのか?
ある日、小学校の給食の時間に班で「サンタさんは実在するのか?」という話題になりました。
私は心の底からサンタさんを信じていたので、「もちろんいるよ!」と自信満々に答えました。
でも班の男子たちはサンタさんに懐疑的で、「いやでもお父さんがプレゼント置いてるとこ見ちゃったことあるんだよね…。サンタさんって いないんじゃない?」との意見が。
私は普段そんなに積極的に意見を言うタイプではなかったけれど、サンタさんの存在についてはなぜかとても自信を持って「いる!」と思っていたので、
上に書いた母からの言葉をそのまま勢いよく伝えて「でも…」と渋る男子たちを言い負かしてしまいました😅
しかもこのエピソードを自信満々に両親に話してしまいました💦
今だから言えること。
あの時の男子たち、本当にごめん。
君たちが正しかったよ…。
私がサンタさんの本当の正体を知ったのは、小学6年生の冬。
当時私は1・2月に控えていた中学受験に向けて勉強をしていて、学校の友達が楽しそうに遊んでいる姿を傍目に塾に通い、色々なことを我慢して頑張っていました。
そんなある日、「大切な話がある」と言われ、両親に呼ばれた私と弟。
「そんな改まって、何だろう…?」と思っていると、母から衝撃の事実を告げられます。
「実は、サンタさんはいないんだよ。サンタさんはみんなのお父さんとお母さんなんだよ。」
「…え?」
私の思考は止まり、しばらく言葉が出てきませんでした。
「え?サンタさんっていないの?だってお母さん毎年サンタさんに手紙出してくれてたじゃん!サンタさんはクリスマスまでにみんなのプレゼントを準備して、クリスマスイブの夜にプレゼントを届けるって言ってたじゃん!!え?え??え???」
と、大パニックになって母にまくし立てる私。
そんな私を見て、父からもひとこと。
「(私)はサンタさんを心から信じていたから言いづらかったけど、今年は受験があるでしょ?だからサンタさんは来ないし、伝えないといけないと思ったんだ。」
「『(私)に伝えたなら(弟)にも伝えないといけないよね』ってお母さんと話してそうなって、だから2人に話した。」
その言葉を聞いて、私はゆっくりゆっくりと現実を受け入れました。
人生で初めて、何かに裏切られた瞬間でした(笑)
ちなみに弟はというと、意外なことに落ち着いていて、「ふーん」という感じでした。
「なんでそんなに落ち着いていられるんだ?大事件じゃないか!」と当時の私は思っていました(笑)
そして少しずつ現実を受け入れ始めた私に父がさらにひとこと。
「でも(私)すごいよな。給食の時間に『サンタはいる!』って男子たちを論破したんでしょ?いやすごいわ(笑)」
「いや笑ってんじゃないわ!大問題だわ!!」
と、私は思いました(笑)
…ということで、今日は私にとってのサンタさんについて書いてみました。
とてもとてもお恥ずかしいですが、私は本気で「サンタさんはいる」って信じていたんです…。
現実を突きつけられた時はとてもショックだったし、給食の時間に男子たちを論破してしまった自分を思い出して すごく恥ずかしかったです(笑)
今ごろ子どもたちは、サンタさんからプレゼントをもらうために良い子に過ごしていることでしょう。
皆さまのもとにも、素敵なクリスマスが訪れますように…🌟
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