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家庭内で解決しない認知症対策〜110番通報〜

こんにちは。
先週まで、認知症の父の対策に明け暮れる
1週間を送っていましたが、
今週は比較的穏やかに過ごせた
ぽむりんこさんです。
(無事にIT系の展示会にも行けたぞっ!)

今回は、家族の中に、
認知症で暴力傾向のある症状が
見受けられる人がいる場合、
どのような対策を取るべきか
記述していこうと思います。

また、前回の続きで、
私の父は、警察署にとりあえず
事情聴取という形で
連れていかれました。

その後の経緯についても
記載したいと思います。

1.暴れ出したら迷わず110番

認知症に限らず、DVやモラハラなどの
家庭内暴力って、自分で抱え込んでしまうから
ある日、「取り返しがつかない事件」に
発展してしまうと思うんですね。

私は、父が超筋肉質で体力凄まじいため、
暴れ出したら、
制御できません。(キッパリ)

1人では抱え込まず、
警察官の方から疎まれても、
嫌な顔をされても、
「110番」通報をすることに
決めていました。

110番通報の他に、
自傷、他傷傾向のある人の
入院を相談できる
「措置入院受付センター」という
窓口があるらしいのですが、
この受付窓口の電話が全く繋がらないんです。
(そんなに受付なければならない人が
世の中溢れかえっているんだろうか…)

この判断は今でも正しいと思っています。

仮に私が反撃をして、
父に重傷を負わせたり、死なせたりしたら
それこそ私が捕まってしまう状況なので、
そうなってしまうと元も子もありません。

2.5回目の110番通報の後、警察署へ…

5回目の110番通報の時、
父は金づちとノミを持って、
私が住んでいる家のドアを壊そうとしました。

その時に、現行犯?(手錠はされず)で、
警察署に連行されましたが、
その時の警察官の方から、
「措置入院23条を適用し、
今から病院へ入院させるための
手続きも可能ですが、
手続きをされますか。」と、聞かれました。

私はその時、イライラや怒りや
緊張がピークに達していたため、
すぐ「はい。」と回答しました。

私は当初、「措置入院」というものは、
警察署からそのまま病院に
入院できるようなイメージを
持っていたのですが…
現実は違いました。

措置入院の手続きというのは、
まず、入院させたい家族が、
県と警察に対して、
所定の手続き(申込)を行わなければ
ならないのです。

その時、警察官の方から、
「今から相当長い時間取られますので、
覚悟しておいて下さいね。」と
言われたのですが、
それがどんなに時間を取られるものなのか、
当時は知る由もありませんでした。

3.措置入院するかしないかは、結局「県」次第


警察署に到着し、
まずは警察官2〜3人の方から
取り調べを受けました。
(もちろん父とは別で)

この取り調べが…長い。
110番通報をしたのは私なので、
取り調べを受ける義務があるのは
当然ですが。

何がしんどいかって…

母と父、兄と私が、
今までどんな人生を歩んできたかという
身の上話を、
1から説明しなければならないのが、
何とも、、精神的にしんどい。笑

そして、事件の聴取まで終わったのが、
警察署に到着してから2時間半…

聴取が終わって、警察官の方から
「それではこの後、措置入院可否の
診断をしてもらうための電話が
県から架かってきますので、
その電話に出て下さいね。」と、
と、言われました。

電話だったら、自宅でも取れると思い、
1度、自宅に戻ろうとしましたが、
警察官の方から、
「ここで電話を待って下さい。」と
指示されました。

私は仕事用のPCを家に置いてきたまま
だったので、(というよりも、
準備をする間もなく、
警察官の方から
すぐ来るように指示されたので)
電話を待つ間、
スマホをいじるか、警察署内のポスターを
見るしかできませんでした。

県からの電話を待つこと、
50分…。
この間に
仕事先の上司に、「緊急事態」の旨を
伝えました。

50分後、県からようやく電話がかかり、
県所属の「精神保健福祉士」という
方に、また1から身の上話と
事件の詳細を説明することに…

この時は、頭痛を感じながら
電話をしていましたね…。

一通り話し終えると、
その精神保健福祉士の方から、
「今から(父の)措置入院が
適切かどうか判断しますので、
結果をまた
ご連絡いたします。」と
電話をガチャっと切られました。

そしてまた電話を待つ事に…

相変わらず、警察署内で手持ち無沙汰のまま、
署内のポスターをじっくり観察。

アイドルの卵みたいな人が、警察官の
格好して、「振り込め詐欺に注意!!」と
宣伝しているのが印象に残りましたが、
そのアイドルが誰か、今はもう記憶に
ございません。笑

そんなこんなで、
またもや30分程経ってから、
今度は、事情聴取を担当していた
警察官の方が
私に向かってきて、
こう言いました。
「先ほど県から連絡がありまして、
今回のあなたのお父さんに関しては、
措置入院の診察を実施しないと
回答いただきました。」

おい、、、っ!

私に電話がかかってくるのと
ちゃうんか〜〜っいっっ!!

この時点で21時近くを回っていました。。。

続く。



最近は、父の認知症対策や、
母の荷物の整理などに、
休日の時間を取られているため、
ブログを書くエネルギーが
あまり持てなくて、悲しい。。。

今週は一旦、ここまでと
なりますが、
来週は措置入院がNGとなり、
今度は医療保護入院の対策を取る
ぽむりんこさんについて
記述していこうと思います。

もうすぐハロウィンですね。

世の中は、
ハロウィン=ゾンビみたいな風潮に
なっていますが、
ぽむりんこさん的には、
ハロウィン=マイケル・マイヤーズ
だよねっ!!という感じです。

?と思われた方は、
映画「ハロウィン」を観てくださいませ。
(ゾンビより強いです!)

それではまた、来週〜♪

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