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『文章』をデザインする

何処かで聞いたことあるだろうけど、『デザイン』とは「問題」に対する『解答』だ。

今日はnote開設前のメモから『文章』というコンテンツのデザインの話。

夕方の時間を狙わないの?

noteを始める前に『朝から昼の時間にかけてnoteを投稿する』と決めた。
(ブロマガは別の戦略があるよ)

人が沢山いそうな夕方にnote更新した方が良くね?と思うかもしれない。
日本のインターネットの『ゴールデンタイム』=一番盛り上がってる時間は夕方18時から22時だ。
(総務省がデータ公開してるよ)

しかも、スマホの普及に伴い、インターネットのゴールデンタイムは年々拡大している。
(ちなみにテレビは19時から22時。)

夕方にnoteを投稿してしまうと

・動画
・配信
・オンラインゲーム
・スマホゲーム
・テレビ

などが僕のnoteのライバルになる。
他にもオフラインのテレビ番組や、君が家族や友人と外食したり外出したりする約束なんかもライバルになるわけだ。

ゴールデンタイムは、他の時間帯より用途が多い為、価値が高い。

強力かつ多様な娯楽が、物凄い質と量で、ユーザーの時間を奪い合っている。
そこで戦うには『文章』という、文字を読ませるコンテンツは不向きだ。何となくで視れる動画や配信などに比べて敷居が高くなる。
(Youtuberや歌ってみた等の動画投稿者はここで戦わないと行けないから、年々、コンテンツ強度が大事になって来てるね。)

では、文章が戦うべき時間は?

朝から夕方前までの時間帯だ。新聞などの文字のニュースと同じ位置だね。
同時に、仮想読者も『朝から夕方までの暇潰しを探してる人』となる。

移動の多い人、あとは、あまり大きな声では言えないが、授業中や仕事中にネットサーフィンしてるような人を狙う。

今後、朝から夕方までの時間帯を狙ったエンタメが増えたとしても、(既に朝を狙ってほぼ毎日配信してる人もいたりするよね)『文章』の上位互換はなかなか生まれて来ないと思う。

最悪、スマホ画面が見られるコンタクト、みたいのが出てきても適応して戦えるとこまで見えてるのが文章の強みだ。

文章というコンテンツの強みを活かすには、勝負すべき時間帯は朝から夕方前じゃね?というデザインのお話でした。

デザインとは、何が何処にどう繋がってるかを把握し繋げることだと思うんすよね。
点を点で終わらせない、綺麗に線で結び、大きな図形を作り上げ、仕組みにする。

他人の時間を意識する

『Twitterも文章を読むコンテンツだから、noteとかやんなくてもTwitterでたくさん投稿すりゃいいじゃん。アゼルバイジャン。』

と思う兄貴もいるかもしれないが、Twitterには140文字という制限がある。
同じ量の文章を投稿するにも、何十回にも分けて投稿しなきゃいけない。
(しかも途中だけ読んでも意味不明)

呟くということは、他人の時間を奪っているということだ。(奪われたい時間と奪われたくない時間のお話に続くよ。)

活動者というのは、他人から時間を頂くことで生きている。(僕らの呟きを見る時間、動画を見る時間、イベントに行く為の時間など)

当然、その時間は無限ではないので、必要以上に奪ってしまうのは悪手だ。
他人の時間を奪うことに対する気配りが無い=優しさが無い=その人の作るコンテンツに対する信用が下がるからだ。

また、その人に許された時間は、その人の信用の量で変わってくるので、

『動画投稿した、皆マイリスよろw』みたいな雑な宣伝は絶対に止めた方がいい。

アレが許されるのは、既に圧倒的な信用がある有名な動画投稿者だけだ。(人気=信用なので雑な宣伝でも許されるって話っす)

有名じゃないヤツはどう宣伝すりゃいいんだ!となるかもしれないが、今度そこらの話もnoteでする予定なのでよしなに。

『他人の時間を無意味に奪う』という罪は年々重罪になってきてるんだよね。

可処分時間=自由に使える時間を使って楽しめるコンテンツは増え続けていて、時間の、お金としての価値が上がり続けているから。
(将来的には赤の他人に営業の電話するのが時間窃盗罪とかになると思う。固定電話が滅びるのが先かも知れんけど)

まとめ

全ての企画には『自分の時間』と『他人の時間』の流れと支出(導線)をデザインして組み込んでおくといいっすね。
というか今の時代、意識しないのはヤバい。

例えばイベントの企画でも、ここでお客様の時間をどのくらいまで使って演出が出来るか?(ストレスとそこからの解放のデザイン)とかそうゆうとこに繋がって来るっす。

何にでも応用できるっす。

ディズニーがここらへん凄いっす。
(わざと入場口を狭めに作ったり、行列をデザインし、あえて一日で全部のアトラクションを回れないよう設計してたり。)

ディズニーの経営、営業のデザインが素晴らしい話したいし、遊びに行きたいなー

ほなまた。

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