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飲んで飲んで~飲まれて飲んで~

 ソバーキュリアンのメリットとして、ダイエットとスイミングもある。一時76kgあった体重は69kg前後へ減少、最近チョッとリバウンド気味なので注意が必要だけど。

 トレーニングはスイミング。近所の公営プールで1,000mクロールで泳ぐ。ほぼ30分ノンストップ。かなりキツイけど、てき面にダイエット、そして体力、心肺機能も上がったのが実感できるのも、断酒したからこそ。

 振り返れば飲兵衛だった頃、その日の予定がない!自営業なので縛りが少ないこともあって、もうクルマの運転もしないから飲んじゃえ~ってことで、昼からはおろか、午前11時から缶ビールのプルタブをプシュッと開ける。

 フーテンの寅さんのように「労働者諸君、ご苦労様である~」なんて不埒なことを呟きつつグビグビと喉を鳴らして食道から胃袋へ流し込むビールは、禁断の美味しさ。

 適当な「あて」を共に、ビールから焼酎、または日本酒へ進み、取り合えず寝落ち。

 ふらふらと起き上がって、シャワーを浴びてまた缶ビール。夕食も適当。最後の〆はウイスキー。水割りやロックなど酒精に失礼だから、ショットで煽り、鼻から抜けてくる香りを楽しむ。

 それを寝るまで続ける。ほぼ1日飲むことだけに費やす。す~と酔ってるから、配信映画を鑑賞したり、読書したりは無理難題。脳が麻痺した状態を維持することに徹するわけです。

 1滴も飲まない今はどうだろう。ギター弾いたり、映画観たり、読書したして時間を遣り過ごし、クルマで買い物へ行き、好きな料理を作る。猫の世話をして戯れる。

 酒を飲んでも飲まなくても関係ないこともあるけど、ずっとシラフだと計画的な1日を過ごせる。クルマの運転はどの時間にも挟めるし、昼間に寝落ちすることもない。

 ゆえに、時間の自由度が増して、1日を有効に過ごせるのだけど、有効に過ごしたくないから、人間は酔っぱらうだろう。

 1日を酔って無駄にしたい。そんな気持ちはとっても良く理解できます。無駄は必要。でも、酒に頼るのは危険。わかっちゃいるけど、なんですよね。私もそうでしたからねえ。

 下世話なデメリットだけど、ほぼ1日酔っていると、翌日はほぼ確実に下痢。断酒なら素晴らしい排泄です。

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