2020/05/23

あらすじ:自戒。

このところ躁レベルの調子乗りが目立つのでポエム自戒する。

自らの決断から逃げて、世界を閉じた。世界を閉じていれば楽なことはよくわかった。能動的/受動的人間感情の入出力を避けてみて、そうして狭まった世界はどこか自由ですらある。

しかし僕が一度は開いた世界を自ら閉じた事を忘れてはならない。大海の中の蛙である事をやめて井の中の蛙になったから、自身の存在が相対的に増したと知覚されるだけだ。この、自分を騙し切ろうとする生き方が正しいはずがない。でも僕は今この道を行くしかない。死ぬのが怖く、未来を見るのも怖いから、ただ現在自分の見えている世界に対する相対的な自身の存在感に縋って生きるしかない。

繰り返すが、自らの決断から逃れて自ずから世界を閉じたのだ。決断を遂げなかった事をこそ、後悔すべきなのだ。そして、本当にそれを後悔した時にもう一度自らに決断を迫るべきなんだ。それは明日かも知れないし、受動的な死を迎える日で、もう決断を出来ない状況なのかも知れない。でも、必ず後悔すべき事だけは忘れてはならない。

あの時死ねていれば、それが最善だった。今はただ次善を生きている。世界を閉じたから、次善ですらないかも知れない。決して忘れるな。