「権力勾配と、その偏り過ぎ」と「申請主義」と

今回の元通院先の迫害の件でも、病院の運営が崩壊して行き、患者被害が増えて行く中で、患者の側に立って、安定して安全に医療を受けられる状況の継続に力を貸す人は、一人も現れなかったのです。
患者が傷付きながらも、傷の上塗りをされながらも、孤軍奮闘せねばならなかったのです。

私はそこが大問題だと私は考えていて、語り続けているのです。
あまりに偏より過ぎだからです。

どちらの方に問題の根源が有るかは自明の状況であっても、弱者の方に力を貸す人が誰一人として現れなかったのです。

我々精神障害者においては、医療が安定的に安全に供給される事は、ライフライン(生命線)に当たります。
それが為されていない状況下で、誰も我々に力を貸す人が現れなかったのです。
大変に深刻な状況なのですが、誰一人としてこの深刻さを理解した人もいなかったのです。
だから、「我々は社会から見捨てられている」と表すしか無いのです。

病院の内部の実態は、実際に見聞して調査しないと分からないからも有るでしょう。
ところが、ここで第三者的に監査に入る部署も無かったのです。
ここにおいても申請主義であり、そこにおいて実行力のある部署を見つけて、そこに訴えるのも、患者責任とされていたのです。

あまりにも、偏り過ぎた形態です。

精神疾患に日々苦しむ人や、精神障害により社会的弱者となっている人が、医療を安定して安全に供給される状況の復旧の為に、ボロボロに傷付きながらも孤軍奮闘して奔走しなければならなかった事実は、この国全体が「社会的的弱者とは何か」を全く理解していない事が示されたのですから。


上記より引用させていただきます。




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