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[ゾウディアック]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1188文字〉

言い忘れましたが、取り上げるバンドの順番は、適当です。
ミュージックのフォルダーを見て、カーソルをぐるぐる回しながら、怒らないでいてくれそうなバンドを拾い上げています。

今回は、大阪のヴィジュアル系バンド[ゾウディアック]です。

1997.03.01 Al『未来の未来』
1997.10.17 VA『HYPER-INDEX THE FINAL EVOLUTION 1997』
1998.03.21 Al『ZEUS』

まず第一に、正式なバンド名が表記しにくいですね。
寄せるとしたらこう――[【zo:diaek】]かな?
メンバーさんは、バンド名を端折はしょられたり、当て字を使われたりするのを嫌いますので、ここでは間違いのない読みとして[ゾウディアック]とさせていただきます。

現在の幸也さんのバンド[Kαin]を、もし[Kain]などと表記しようものなら、そういう手抜かりをあの方は絶対に忘れないでしょうからね。一般的に使われがちな『配布』という言葉も、意味を鑑みてでしょう、必ず『配付』とされるくらいですから。幸也さんの話は一旦やめましょう(笑)。

『未来の未来』、買いましたね。
先んじて発売された、通販限定盤を買った覚えがあります。
いざ通常盤を見たら、それほどの違いはなかったのですけど……。
あの頃、先んじて通販限定盤を出すのが、ちょっとした流行りでしたよね。
[LAREINE]の『Blue Romance』もそうでした。

軽く言いましたが、まぁまぁな冒険ですよね。
最初のアルバムに、送料・手数料を含めた結構な額を払うのですから。

でも、[ゾウディアック]はその前のデモテープ『輝いて…』で、ガツンとやられていましたからね。
今、静かな部屋でこれを書いていますが、「輝いて~」と叫びたいですもの(笑)。
そのときのその曲の正式タイトルが『輝いて…「眠れ! 子羊達」』です。

そういうふうな立ち位置、当時も今も、嫌いじゃないです(笑)。

『ZEUS』(もしくは『Z'eus』)も、もちろん発売日に買いました。
いえ、正確には、福岡なので入荷が数日遅れることが必定ですが。

これは、わが人生の七不思議の一つなのですが、いま聴けば、こんなにも珠玉ぞろいの良盤なのに、そのときの私にはそれほど響かなかったのです……。
いや、『benevolence』のサビを風呂場で口ずさんでいたのは、明確に覚えているのですけどね。

CDとして再販されたデモテープ復刻集、どこにも売っていませんね。
もちろん欲しいとは思いますが、欲心に駆られても仕方のないことですから、いつか巡り合えるといいなくらいに思っています(婉曲に再販希望を申し出ていますよ(笑))。

そんな[ゾウディアック]のおすすめの一曲は、『現実の天使-reality-』です(あなたはちゃんとコーラスでvo.Daiさんのサポートができるかな?)。

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