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[IZABEL VAROSA]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1426文字〉

ええ、[IZABEL VAROSA]の紹介を試みようとしています。

2005.03.14 Sg『叫』
2005.06.09 Al『氷上の美学』
2005.10.13 Sg『月光』
2006.06.25 Sg『Juliet』
2006.07.30 Al『Justice』

私は楽曲のことは語れないので、『好きです』としか言えないのが情けないです……。

[Versailles]や[D]や[Moi dix Mois]、それに[Phantasmagoria]などのバンドを取り上げない理由はわかるでしょう。楽曲のことを何も説明できない私に、彼らのいったい何が語れるというのです?
たとえメンバーの方は許してくれたとしても、ファンの人たちに怒られてしまうでしょう。

これまでだって、ただでさえ、思い出話に終始している面が否めないのですから(苦笑)。

そして、この[IZABEL VAROSA]さんに関しては、思い出話もないのです……。

先に述べたバンドより、楽曲の少ない[IZABEL VAROSA]ならと思い、書き始めてみましたが、やっぱり筆が進みませんね。

ちょっと、曲を聴きました。
『散らばる~ ガラスの 破片に 抱かれて 眠る~』(from『Fake』)
コレコレ~と思いましたね(笑)。

歌詞カードを読みました。

どうしても『Seasonal wind』の歌詞が書きたくなったので書かせてもらいますね。メンバー様や当時の所属事務所から著作権侵害の報告があった場合は、直ちに消します。

   果てしなく遠い空へ
   描く想い胸に秘めて
   唇に近づいてもまだ覚めない
   君の嘘に引かれて動けないよ…

   街を包む黄昏よ
   足を止めた街路樹に切ない雨が零れはじめ
   泣きたくても泣けなくて
   そっと君の声を待つ夜は
   淡い時間に抱かれた旅人のように…

   鮮やかな季節に揺られた
   色褪せることのない君への想い
   傷ついた翼を広げて
   連れ去るほどの勇気を今、手に入れたから...

   溢れて消えてゆく想いじゃないさ
   だけど距離を感じて埋めたつもりでも
   届かない 届かない
   甘い記憶に溶けた

   蜃気楼のように...
   消えてしまわぬように
   風が僕を包むように
   優しく包んでくれ
   いつもいつも傍にいたい
   変わらないでいて
   もっと見つめさしてくれ
   ありふれた言葉より
   夢のカケラ抱きしめてくれ

ほかに何か、言う必要あります?

え~と、最後にごめんなさい。
『妄想テ×××ト』は伏字にする必要があったのかな、とは思います(笑)。
文字が持つ危険性を鑑みられたのかな?
[ヴィドール]の『一人斬りのクリ××ス』が想起されましたが、もしかして『テンペスト』など、ほかの言葉にもかかっていたりしたのかな。

そんな[IZABEL VAROSA]のおすすめの曲は――言う必要あります?






僭越ながら、歌詞を意訳させていただきました(作詞されたHIKARU様と千尋様、違っていたら申し訳ありません。あくまで個人的な解釈ですので、お許しを)。

   愛しい君よ、本当はぼくのことが好きじゃないらしい
   だからぼくも受け身だった…
   でも、あのめぐる季節の思い出
   今度はぼくから踏み出すよ
   だけど、君はぼくだけを見つめてはくれないようだ…
   それでもいいさ、それでも君の傍にいたい
   いつか、この夢のカケラよ、君の胸に突き刺され!

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