このタイトルの意味を全面的に否定はできないのです

LOVE SLAVE

そうなんですよ、少なくとも虜であることは認めざるをない。
言葉の強さという意味で、SLAVEという言葉を100%肯定するのも気がひけるが、すっかりと心を奪われてしまっている状態であるという意味では、それもまた正解なのかもしれません。

初期の頃の楽曲は、歌詞にしろ、タイトルにしろ、ちょっと強めのものが多かったようにも思うけれど、ファンクラブの名称は「HAPPY SWING」だし、同じ年にリリースしたシングルは、「生きてく強さ」だし、人の良さが出てしまうのがGLAYなのです。当時、ビジュアル系というジャンルに括られていましたが、彼らほど、その括りなのか?と思うバンドはいなかったのではないかとも思うほど。

ライブに行き始めた初期の頃にライブで聴いたくらいかなと、ライブ楽曲データベースを探ったところ、2016年のファンクラブ限定ライブで聴いていました。記憶からすっかり消えていたな。。。
初めての武道館ライブのセットリストにも、その名を連ねていたが、あえてライブでの1曲には選ばなくなったなぁなんて思っていたが、実はこの10年の間に複数回聴いていたとは。。。人の記憶は頼りにならない。
ただ、確かに聴いていたような記憶も。そのライブにおいては、セトリも独特だったし、それ以上のサプライズがあったので、記憶は割とそっちに引っ張られてしまっている。

ただ、初期衝動のようなものが思い切り詰め込まれた楽曲なので、ライブハウスとかでまた聴きたいなって思ったり。何を考えるでもなく、とにかくガチタテノリができる1曲として。
やっぱりライブハウス出演のチャンスをもらうために、デモテープを売り込んでいた頃の楽曲は、今でもライブ映えする楽曲が多い。しかもそこまで演出をせずとも、ライブハウスのギラギラした感じの照明が、ガツンとメンバーを照らし出す感じの世界観が似合う。

昔の楽曲が、今までリリースした他の楽曲とセットリストの中のどこに置かれて、どんなシナジーを生み出すのか、そういう楽しみ方ができるのも、ファンを長年続けてきたからこそ。
TERUがいう「続けてこそ見える景色がある」は、私たちファンにもしっかりと当てはまるのです。


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