あのライブのあの曲

BLEEZE

あの日のライブのあの楽曲が忘れられないという、そのライブにとって象徴的な楽曲がある。

まさにGLAY EXPO2014 のBLEEZEこそがそれだろう。
何と言っても、GLAY EXPO2014の主題歌。象徴的なんていうまでもない。
その後、何度かBLEEZEを聴き、聴くたびに心洗われるが、この日は別格。

TERU詞曲として、初めてシングル曲となったBLEEZE。
TERUのキャラクターを知る人なら、この楽曲の作者はすぐにわかるはず。
それくらい、TERUという人が溢れる。。。いやダダ漏れていると言っても過言ではない曲だ。

TERUは、ライブのMCで「夢見ていこうぜぇ〜」とよく天に向かって叫ぶ。
だから、「夢」という言葉が似合う人だと思われるだろうが、彼は「空」の人だと私は思う。TERU楽曲に圧倒的に多いのは「空」だ。
あの日の青く青く続く空は、今でもスッと想い出せる。
今ふと想い出してみると、高さを感じる空だった。
20周年のロゴがあしらわれたフラッグの白がよく映える青い空だった。
(今、当日の映像を見たら、そこまで空は青くないぞ。。。青かったのは前日の空だったかも。想い出補正)

サビ始まり楽曲のサビが歌い終わると、TERUはその空に向かって、いつものように高らかに「いくぜぇーーーーーー」と会場を盛り上げる。

そして、銀テープならぬ、ビビッドな色たちのテープが空に一気に放たれる。空の青さを際立たせるようなビビッドカラー。
そして、夜になると、一人一人が持つ時計型ライトが、EXPOのテーマカラーの色で空を染める。

想い出の映像がどんどんと浮かぶほど、夏の野外が似合う曲。
この楽曲が一番響く演出ではないかと思うほど、全条件がそろった上での、BLEEZEだったと思う。

こんなにも眩しくて、青春のど真ん中のような楽曲が、まったくもって自然に歌い、演奏できるGLAYを追いかけていられることに、今日も感謝。


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