若さが故の勢いや葛藤が溢れている

REGRET

リアルタイムでは追いかけられていない数少ない楽曲の1つ。この楽曲をカップリングとしてリアルタイムで追いかけていたファンの方には、まだ出会えていな。。。くはない。1人いた(その友人はたまたま1人で行ったらライブで意気投合して、その場で次のツアーの遠征を約束した稀有な友人。後にも先にもこんな繋がり方をするのは彼女だけだろう)。
若さの象徴のようで、どことなく斜に構えたようなネガティブなワードが並んだ歌詞が、いわゆる90年代っぽさを醸し出している。

GLAYは、カップリング曲をアルバム収録しないケースもままある中で、この楽曲は1stアルバムには収録されているものの、そのアルバム自体の認知が、2nd以降と比較すると圧倒的に低いことから、この楽曲にたどり着くのは、相当好きが講じないと実現できないことだと思われる。

ライブでもフルで聴いたことはない。2013年の函館野外で、メドレーの1曲として耳にした程度だ。
勢いのまま聴いてしまったため、じっくりと「REGRET」であることを噛み締めて聴いたことはこれまでないに等しいということだ。

前述した通り、若さの象徴のような楽曲であるが、今の艶のあるTERUの声なら、ギターを突き詰めたアルバムをリリースしたTAKUROのギターなら、HISASHIのよりエッジが立ちまくったギターなら、R&Bに目覚めたJIROのベースなら・・・当時とは全く別物になるのだろうか。
尖ってギラギラした感じはなくなるのだろうか。それとも、まだまだ若さを感じさせるのだろうか。
ライブに25年も行き続けても尚、生で聴けない楽曲たちが40曲前後あり、1回だけしか聴けてない楽曲も相当数ある。行き続けることで、聴ける曲たちもあるので、またいつかのタイミングでこの楽曲も耳にする日がきっとあるだろう。
どんなタイミングでどんな仕上がりになっているのか、その日まではその楽しみを心の引き出しにしまっておこう。


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