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心と表情が一致しない、きゅうり君

三十路なのに恥ずかしい話だが、仮交際中のデート。僕30歳、先生48歳。
年の差は18歳。

ほとんどを、きゅうり君の自宅近くの駐車場が近くにあるファミレスまで、約一時間かけ車で先生が会いに来てくれて、モーニングを食べる。そして、ドライブがてら、先生のご自宅の最寄り駅まで行って解散。きゅうり君は最寄駅から電車で1時間かけて帰宅するというスタイルであった。

先生との時間は、とても楽しくというより、なんか友人といるような心地よい空間であった。年の差が18歳ある事と、きゅうり君は25歳ぐらいに間違わられる丸顔である事、先生は白髪なので、顔だけ見ていると若いのだが白髪の為か50代に見えることもある。その為、おそらく親離れ子離れが出来ていない父子家庭に思われていたと思う。(実際の所はわからないが)

最初の1,2回は楽しい気持ちがとても強いのに、なぜか表情が一致せずに、よくわからないことになっていた。ファミレスのガラスに映る自分の姿が、楽しんでいるように思えなかった。そんな自分でも、良くも仮交際を継続してくれたなと先生には感謝さえしている(;^ω^)

後日談だが、僕はかなりお金のかからなかった相手だったらしい。医者だとプロフィールに書くと、美味しいご飯に連れてってや靴を買ってなどという声を多くいただいたそうだ。ただ、顔写真・職業・年収この3つを非公開にするとあってくれる人もいないため年収だけ公開したそうだ(笑)

ファミレスデートとたまーにアウトレット(きゅうり君宅と先生宅の最寄り駅を少し迂回するとすぐにつく距離にある)に行くだけで、喜んでいる年下は珍しいらしい。

きゅうり君目線で言うと、「時計買ってあげるから付き合って」と25歳の時に言われて以来、恋人と買い物に行くことは少し抵抗があった。しかしこの人は(先生は)言ってこないので少し安心感があった。もちろん5歳年を重ねた訳であるから、言われなくなって当たり前なのかも知れないが(笑)

ゲイ・お見合い・HSP・ダブルワークなど社会的に見た時にマイノリティーな自分ですが、自分の日記を公開するイメージでnoteを書いております。 寂しい事や不安な事があっても、noteで誰かの心が笑ってくれると嬉しいです(*´ω`*)