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きゅうり君の仲良し家族

ギリギリで生きている「きゅうり君」意外にも良いとこのおぼっちゃまです
ゲイの友人にも何でそうなった(そんな風に)育ったと不思議がられるくらい(笑)
 今日はきゅうり君が育った環境についてお話します(*^-^*)

家族構成‐「箱パパ」「ストップママ」「よしえさん」「きゅうり君」‐


きゅうり君は4人家族。
父…通称「箱パパ」3人兄弟の長男として生まれ、家業を継いでいる。
年収1,700万円のハイスペ。仕事が忙しい父(きゅうり君からみると、おじいちゃん)、病弱な弟さん。お金持ちのお家は本当に忙しく、結婚後幼少期の寂しさを埋めるように子煩悩になり、子離れできない。
「箱入り娘」、「箱入り息子」製造機といっても過言ではない。

母…通称「ストップママ」。田舎のお嬢様。結婚当時20代で月収40万円ほどあった「箱パパ」に生活費足りないと伝え、夫婦2人分で「足りないとはどういうことだ」と叱られたとか。
「普通○○でしょ」「男の子は○○」「若い子は○○」と言いながら、子供が新しい事に興味を持つと、安全な自分が経験してきた道を提案する。

きゅうり君の姉…通称「よしえさん」。自分がお嬢様であることに自覚のない、きゅうり君の5歳年上の34歳、処女、実家住まいの事務系OL。実家の誰も使っていない6畳間をワードロープとして利用しながらも、ウォークインクローゼットに憧れている。
きゅうり君ととても仲良しで、女友達が結婚・出産することで休日に過ごす相手が減り、きゅうり君と二人パンケーキを食べに行くことも。
弟のきゅうり君とは対照的で社交的で、笑顔が素敵。観光地に行くと必ず写真を頼まれる。

きゅうり君…今文章を書いている人(笑)現在29歳
17歳から27歳までスパダリ求めて10年間、恋愛に突っ走り、息切れした行き遅れおぼっちゃま。HSP傾向が強く、人の感情や場の空気が読むのが得意。
しかしながら、28歳の頃、空気を読みすぎがつらくなり、正規職員で働いていた福祉施設をやめ、介護士とコンビニで働くフリーター。
実在するスパダリを求める活動も休止し、ドラマやTwitterでリア充を見るのが趣味。
中学生まで、銀行の行員さんが自宅に来るのは当たり前と思っていた。大学生で初めてATMで記帳をして、ストップママに褒められる。それまでは、ストップママ経由で、自宅に来る行員さんに引き出してもらいたい金額を伝えて、バイト代を引き出していた為、お金を引き出すのに1週間ぐらいかかるものだと思っていた。
社会人となり、欲しいその日にお金を引き出せるATMに感動する。

長所と短所は紙一重

 仲良しきゅうり君一家。
 きゅうり君は、貯金が大好きで手取り15万円家賃約5万円の家で生活をしている。俗にいうミニマリストであり、タンポポ君からは「借りぐらしアリエッティ」みたいな暮らしと比喩されるほどである。
 よしえさん(姉)ときゅうり君は住んでいる場所も違うし、お金の使い方も似てはいないのだが、とても仲良しで二人でパンケーキを食べに行くこともある。きゅうり君が25歳くらいまでは、箱パパも「兄弟が仲が良い事は羨ましくてよい事だ」と言ってくれていた。箱パパは3人兄弟だが兄弟仲は幼少期から良くなく、自分が満たされなかった気持ちを勉強や仕事への情熱として消化していた。
よしえさんが30歳を迎えるまでは…

よしえさんの独身はきゅうり君のせい?

 現在34歳処女のよしえさん。彼女が30歳を迎えようとしていただった。
ついに箱パパが「よしえさんが結婚できないのはきゅうり君のせいだ」と怒鳴る。
 箱パパの主訴としては、仲良し姉弟(きゅうり君は高校時代「オトメン」と言われるほど心は乙女なので、姉妹の方がしっくりくるかもしれない)、女友達が結婚しても常にそばにきゅうり君がいては、寂しくなく、だから男の影すらないんだとの事。気持ちがわからないわけではないが、全部をきゅうり君のせいにするのは如何なものか・・・

田舎の習わしお見合い話


 都会に住んでいる人には馴染が薄いかもしれないが、きゅうり君の実家のある東京の片田舎では、まだ残っている風習である。
よしえさんは、箱パパ、そしてストップママのアドバイスを受け、お見合い話を聞く決心をする。*あくまでもお見合い話を聞くである。*
なぜ、お見合い話を聞くで止まってしまったかというと、よしえさんが出してきた条件が、一見すると微笑ましいのだが、微笑んでいられない条件だった為である。
 結婚相談所と違い、近所の人たちが持ってくるお見合い話は、年齢が離れていても5歳ぐらいな方たちが大半である。年齢的希望はよしえさんの希望に沿っていたのだが、
 よしえさんの一番の相手に求める条件「普通の人でいいよ、私は普通に箱パパみたいに稼いでいる人で、普通に生活ができる人」
恋愛経験ゼロのよしえさん、比較対象がない分「結婚相手に求める基準設定」を大好きな箱パパ基準にしたのだった。
30代で未婚男性。年収1700万円以上。皆さんの周りにいるだろうか・・・
少なくともきゅうり君の周りにはいない。。。

「ストップママ」の洗脳

洗脳と言ってしまうと大袈裟かもしれないが、きゅうり君はよしえさんの話し方を聞いて、フラッシュバックした過去の出来事があった。

”ウルトラマン”よりも”セーラームーン”。
”キャンプ”よりも”ディズニーランド”。
”かっこいいもの”よりも”かわいいもの”。
が大好きなきゅうり君。

小学生の時に家族で行ったテーマパークにて、きゅうり君は好きなものを買っていいよと言われ、「ハロウィン限定の四角い手鏡」と「りすのぬいぐるみ」を選んだ。合計金額もストップママの条件をクリアしているので、買ってもらう事が出来たのだが、「普通男の子は、こういうの買わないから」と言われ苦い思い出となった。
今は、開き直って可愛いものが好きと公言している為、なんの問題もないのだが、小学生にとっては衝撃的な言葉であった。
予算3000円内だったら、なんでもいいって言ったじゃん(;^ω^)

話が脱線してしまったが、きゅうり君は気が付かないうちに、
姉のよしえさんまでもが、「普通○○」という口癖を使うようになっていたのと、よしえさんの言う普通の暮らしが年収1700万円であることに驚いてしまった。
ちなみに、あなたの弟きゅうり君の年収は350万円です(正規職員時代)

「やっぱりね、残り物には、訳がある」by女子会川柳


いつの記事だか忘れてしまったの為、検索してみたのだがネットでも見つからなかった。しかしながら、この川柳を初めて聞いたとき「わかる‐将来の自分かも」と笑っていた。20代前半の記憶はある。当時の自分に今の現状を見せつけてやりたい。この川柳は相手に向けてではなく、きゅうりくんとよしえさんに向けてのものだということを。

noteでは僕「きゅうり君」の17歳からの27歳までの恋愛と、
27歳から29歳までのリアルな恋愛は諦めて腐男子として生きている等身大の自分を日記を公開しようと思っております


ゲイ・お見合い・HSP・ダブルワークなど社会的に見た時にマイノリティーな自分ですが、自分の日記を公開するイメージでnoteを書いております。 寂しい事や不安な事があっても、noteで誰かの心が笑ってくれると嬉しいです(*´ω`*)