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実録!添削杯Vol.7トップ8への道


はじめに

9/17(日)、MTGのヴィンテージの大会である第7回添削杯に参加してきました!
これまでオンラインで開催されてきた添削杯がついにオフで開催。
ちょうどラストクロニクルが新弾も大会もだいぶ先で被ることはなさそうだったので、これは!行かねば!と参加を決めました。
Discord鯖で募集が始まってから、爆速で枠が埋まっていき、エントリーは定員ギリギリの63番目でした(確か)。

デッキ選び

この1年ちょい、角が丸いカードを買うことに全力を注ぎ、デュアランをはじめ色々なカードを手放しており、多色のデッキが組めない状況に。
添削杯はプロキシが許可されているのでデュアランのプロキシを作ればいいのですが、なんとなくめんどくさく感じ(絵心もなし)、単色のデッキ探しを始めました。
(後にOS Brawlのために結局プロキシを作る羽目に……)

この神記事(ヴィンテージに興味ある人は必読)やMOのリストをにらめっこしてデッキを見つけました。
普段ヴィンテージをしていない上にガバい人間が使っても回せそうなデッキ……程なくして見つかったそれは白単イニシアチブ!!!!
神記事の初手に出てくるし、これでええやろ。
MOの結果を見て固定パーツでないカードの枚数を調整したり、足りないサイドボードのカードを別のカードで代用したりして、組むだけ組んで以後放置します。

フィクサーによるスパー

とはいえ1回くらい回したいなと思いながらも出不精が発動して大会には行かず、フリー対戦する知り合いもおらずで回すことなく2週間前を迎えました。
世間はちょうどMTG30周年展で色々な意味で盛り上がっていましたが、自分は前売りリストバンドを買ったものの人が多いのが嫌で部屋でゴロゴロ。
そのとき!大会主催のフィクサー添削さんが鯖で対戦募集をかけているのが目に入り、これだ!と突撃します。

生涯イニシアチブを得たことのない人間が突撃する図

イニシアチブの誘発タイミングすら知らないのに優しく教えながら相手してくれた添削さん本当にありがとうございました。神
スパーを通じて、今のヴィンテージの環境やサイドボーディングなどについて教えてもらいました。
オースに肉出すくらい基本が抑えられてないんですよね。
他の人が白単イニシアチブを回しているのを見ることができたのも収穫でした。
トーラックで白単イニシアチブ側がビタ止まりする残酷な映像は涙なしに見れませんでした。
スパーの結果、強い動きを押し付けてぶん回ればどのデッキに対しても勝つことができるのを実感し、このデッキで行こうと決めました。

デッキリスト

4 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4 《選定された平和の番人/Anointed Peacekeeper》
4 《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》
2 《第三の道のロラン/Loran of the Third Path》
4 《白羽山の冒険者/White Plume Adventurer》
4 《練達の地下探検家/Seasoned Dungeoneer》
4 《孤独/Solitude》
4 《別館の大長/Chancellor of the Annex》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《エメリアの呼び声/Emeria's Call》
1 《ブラック・ロータス/Black Lotus》
4 《金属モックス/Chrome Mox》
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Sapphire》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《カラカス/Karakas》
2 《平地/Plains》
1 《露天鉱床/Strip Mine》
4 《不毛の大地/Wasteland》


1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
3 《無のロッド/Null Rod》
2 《赦免のアルコン/Archon of Absolution》
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》


こういう形で着地。奇を衒ったカードはなく、よくあるリストだと思います。
採用したカード
《孤独》《剣を鍬に》
MOのリストは減らしがちでしたが、オースから出てくるアトラクサやバザー系デッキを見て、孤独4枚さらにメインに剣を鍬に1枚を取りました。多少のゲイン量よりこちらの殴り値の方が高いはず。
《虚空の力線》
これもMOのリストは1枚減らされがちですが、リアルではバザー系デッキが多いと読んで減らしませんでした。
《無のロッド》
1本しか持ってなかったので2本買い足しました。禍汰奇、お前船降りろ……痛かった……。
採用しなかったカード
《三なる宝球》
スパーしたときに置く暇がないと判断して不採用。サイドに置くかも考えましたが除去を優先。
《四肢切断》
例のトーラックやミラーの赦免のアルコンを見てサイドボードの剣を鍬に1枚を四肢切断1枚にするか悩みましたが、あまり多くはないだろうと考えそのままにしました。
《ファイレクシアの検閲官》
「エメリアのアルコンは何枚あっても困らないですからね」という人のためのファイレクシアの検閲官ですが、スパーで使って感触がいまいちだったのでクビにしました。
フィクサーが素キャストしたアトラクサがアンタップインしてきて心折れましたね。信じられないだろ元は3枚入れてたんだぜ。

鏡ストームが流行するなら今後欲しくなるのか?

当日

道に迷う気がしてならなかったので前日入りし、仕事の疲れが取れていなかったのでホテルでしっかり休みました。

それっぽい人に着いていったら迷わずたどり着けました

会場はこんなにヴィンテージやってる人いるんだって感じの人、人、人。すごい。なんかみんなパワーが漲っている。圧倒されてました。

試合結果

(細かく覚えていないので印象的なところだけ)
R1.墓荒らし ◯×◯
G2 オーコにムキムキの白羽山パクられ、ダウスィーの虚空歩きに孤独をパクられて負け。ダウスィーの虚空歩きをトーラックと勘違いしてプロテクション白があると思い込み一生除去しないガバプレイを見せる。
G3 1t目にハンド使い切るぶん回りでサリアとアルコンが走り切る。

R2.UBR Mirror Storm ◯◯
G2 大長1枚スタート。不毛と露天鉱床でアンシー2枚を割って相手が4マナ目に行きつかないように。割らずにターン返してたらTinkerから門が出てきて負けてました。
拡張デュアランが綺麗で印象的だった。

R3.UB Tinker ×◯◯
毎ゲーム大長スタートしてました。
G1 指輪はタイムウォークでありアンリコ。サイッキョ!
G3 いい感じに縛りつつ、最後は無のロッドが刺さる。
マナクリプトの誘発に意識が行き過ぎて、イニチアチブの誘発を忘れてました。

R4.ホロウヴァイン ◯◯
G2 孤独、レイライン、土地5みたいなハンドをマリガンして正解でした。
お互いドローゴーみたいなターンがあってまたイニシアチブの誘発を忘れました。
終わった後、デッキの仕組みを丁寧に教えてもらいました。ありがとうございました。

R5.ID→R6.IDを無事に決めて6位抜け~!

SE1.墓荒らし ××
どっちのゲームも何やってもカウンターされるか除去されるかでなんもできませんでした。さす優勝者強い。
大長スタートできず、引く土地も多く、2回のIDで時間が空いて完全にデッキ冷めちゃった。
ぬるキープだったかな~残念~。

最後に

抜けられると思ってなかったので、トップ8は望外の喜びというよりほかにありません。
デッキパワーも大切ですが、ヴィンテージは知識ゲーだなーと改めて思いました。
スパーで色々教わってなかったらこの結果はなかったでしょう。
マジ感謝です。
何より雰囲気の良い環境で対戦出来て楽しかったですね!
次があればぜひ参加したいです。

主催の添削さんはじめ運営してくださったスタッフやジャッジの皆様、対戦してくださった皆様、賞品を提供してくださった皆様、本当にありがとうございました。また機会があればどこかで!

賞品。告別がトップ8感醸し出してる。パンチの効いたプレマはジャッジに大会で使わないようにと言われてしまった
TOP8に残ると思ってなかったので組んでいたOS Brawlを供養