通勤note#17 新しい季節の意識②


4月1日である。ちょうど月曜日であることも手伝って、新社会人の不安ツイート・社会人の応援ツイートに加えて、サザエさん症候群的な社会人のツイートも多々見られた。そういえばエイプリルフールでもあり、明日はお休み!なる嬉しいツイートも見たが、たぶん嘘なのだろう。試しにスーツを着て電車に乗ってみたら朝から浮かない顔をしたサラリーマンがたくさん乗っており、「あっ、そうだ僕が住む世界はこんなだった」と思い直した次第。


さてタイトルの通りこれは先日書いた(一つ前の)記事の続きでもある。新しい季節に思うこと、として期待値コントロールの考え方を意識したいと述べた。簡単に言うと「張り切りすぎても消化不良を起こすよ」ということで、受けるだけ受けて雑な仕事をしてしまうと結局は信頼を損なうことになるので、できることをキッチリ打ち返していくしか無い、と思うのである。


今日言いたいのは実は上記に一見反するもので、「最初が肝心」ということだ。
少し話は外れるが、元より僕は何事も無理しない、嫌なら逃げてでも自分の心を守りなさい、と親から教わって生きてきた人間である。貧乏だった両親はこれ以上に子供の人生が下振れすることを恐れ、世間から比べると随分甘い教育を施したと思っている。
こんな僕からすると先日の記事で書いたこと(≒無理せずマイペースでやることも大事)の意識は以前から持ち併せており、むしろそれは自分の仕事への妥協を生み出すこと以外に役割をなさない。


というわけで今日は敢えて、「最初の5球を200%で打ち返すことで他より抜きん出ることができる」と意識を高めておきたい(これは昨日TLでチラッと見た誰かの良い言葉の受け売りである)。僕などは蓋し低能の部類に属する人間で、100%できた!と思うレベルで他人の70%ぐらいの出来しか達成していないはずだ。なぜなら3段落目に書いたような意識が強くあり「このぐらいでええやろ」と無意識に思っているからである。
恐らく僕が考えるべきは自分を守ることよりも、自分の殻を破ることである。正直、上記の教育のおかげで心は他人よりも強い(逃げ方を知っているので滅多にメンタルに来ない)。となればもう、今は自分に負担をかけて成長を促す時なのだろうと思う。

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