通勤note#16 新しい季節の意識

①起
そろそろ春が近づいている。一時期の猛烈な寒さは息を潜め、梅?の花も咲き出した。電車に乗っていても暑すぎてコートを脱いでしまうこともしばしばある。思えば僕は春が好きである。社会人になって忘れかけていたが、高校生の頃などは無条件に窓の外を見ながらニヤニヤしていた記憶すらある。今思えば僕の母が春が好きでいろいろな場所に連れて行ってくれた記憶があるから、春という季節そのものにワクワクした気持ちだけでも残っているのかもしれない。

②承
春といえば新しい年度が始まる季節だ。入学・入社・異動etc... 様々なイベントがあり出会いと別れの季節でもある。若手の社会人は仕事内容なんか1,2年単位で変わるもので、僕も例外なく仕事が増えそうな予感に早速震えている。思えば最近は仕事にもある程度慣れを感じて余裕が出来始めていたので仕事が増えることは非常にありがたい(2倍はちょっと増えすぎだとは思うのだが…コンフォートゾーンを抜け出したと思うしかないか…)。

③転
さて、仕事が増えた時に何を意識すれば良いのか。間違いなく言えるのは「消化不良を起こさない」ことが先決だと思う。張り切りすぎて空回ったり、夜更かしして体調不良で休んだり、仕事を受けすぎて回らなくなったり。いきなりやる気を起こすのは良いことだが、正直、一時の奮起で能力が上がったためしは今までに一度もない。つまりちょっと気を改めただけで倍に増えた仕事をサッサカ片付けられるなんてちゃんちゃらおかしいのである。意味の無い決心は時間の無駄なのでやめて、「どうすれば必要な業務を必要なクオリティと納期で終わらせられるのか」を考えることにしたい。(今回は、具体論は身バレリスクを大いに孕むので省く)

④結
多くの他者と関わることは期待値コントロールで語れる。最初に期待値を低くして入れば後で飛び抜けた結果を出すことも、地道にじわじわと期待値を上回り続けることもできる。逆に鳴り物入りで仕事を始めると大体辛い思いをする傾向にある気もする。思えば、僕も最初に出来るふりをして良いことがあった経験が無い…。
今年こそは出来ないことは出来ないときちんと表明し、素直に勉強して、「じわじわ来る」成果の出し方を意識していきたい。

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