みかえり阿弥陀「ミニチュア 光の仏像展」 展示作品紹介
京都・祇園で11月20日~4日間限定の「ミニチュア 光の仏像展」で展示する作品を紹介します😊
「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」こだわりの造形
ふり返り導く姿が伝える阿弥陀如来の慈悲深さ
モデルは京都にある重要文化財「木造 阿弥陀如来立像」。後ろをふり返るという姿勢は大変珍しいもので作例は多くありません。
イスムでは像全体から醸し出される穏やかで気高い雰囲気を重視して制作。総高はわずか19センチながら透かし彫りの見事な光背を完全に再現しました。
【みかえり阿弥陀とは】
平安時代、庶民救済に尽くした僧 永観(えいかん・ようかん/1033~1111)は、18歳の頃から日課として一万遍の念仏を唱えていました。ある時永観がいつものように阿弥陀像の周りを巡りながら念仏を唱えていると、いつの間にか如来が須弥壇から降りて永観の前を歩き始めました。永観が感涙し立ち尽くすと、如来は永観をふり返って「永観、おそし」と告げたといいます。後ろをかえりみるという行為は、あらゆる衆生を救う阿弥陀如来の慈悲深さを表しています。
そんな「みかえり阿弥陀」が展示されるのは、京都・祇園で紅葉シーズン真っ只中11月20日(金)〜23日(月)に開催される「ミニチュア 光の仏像展」。
普段は触れることも、写真を撮ることもできない日本を代表する国宝や重要文化財の仏像を忠実に複製した30体を超えるミニチュアの複製像を、風情ある京都・祇園の町屋の中で、京和傘を使った照明の柔らかい光のもとに展示。
これまでになかった展示方法。
「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」と
「和傘照明(京都5代の伝統と革新 日吉屋」の融合を
お愉しみいただきます。
観て・触れて・写真が撮りたくなる「入場無料」の展覧会です。
「奇跡の写真が撮れる」この4日間限定のイベントに是非ご支援をお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?