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超速レビュー!Google BardでGoogle Workspaceを試す!

Google BardがいよいよGoogle Workspaceに対応しました。
具体的にはGoogle Workspace上のドキュメントやGmail、Driveの検索ができるようになりました。以下では、その使用方法のレビューをご紹介します。


英語に設定を切り替える

いきなりですが、BardでGoogle Workspaceなどを操作するにはGoogleの設定を「英語」にする必要があります。これはGoogleの他の操作画面も基本的に英語になってしまいますので、ご注意ください。(なお、英語を日本語に手動で戻せますので、そこは安心してください。)

Googleアカウント > 個人情報 > 言語 > 英語にします。
ここは英語のオプション(方言)でUnited Statesを選択しました。
英語を優先言語にします。
英語が他の言語より一番上にくるようにします。

BardとGmailの設定

Bardの設定

Bardのページへ行きます
Try Bardをクリック
スクロールしながら規約を読んで、同意する場合は「I agree」をクリックします。
注意事項を読んで「Continue」をクリック

Gmailの設定

設定ボタン > See all settings をクリック
Generalタブの「Smart featurew and personalization・・・」に関する2項目の規約に同意する場合はチェック
一番下までいって「Save Changes」をクリック

再度、Bardを設定

右上の方にある拡張機能のボタンをクリック
「Connect」をクリック
Google Workspaceがチェックできるようになっているのでチェック オン!

これで設定は完了です!

それでは実際にBardでGoogle Workspaceを使ってみましょう。

Googleドキュメント編

まず事前に英語名のファイルと英語の内容の文章を作成します。

「え?日本語じゃないの?」と思われた方。そうです。まだ英語しか対応していないようです。だから、言語が「英語」のみしか選べないようになっているのだと思います。今回は実験なので、まず事前に英語名のファイルと英語の内容の文章を作成して下さい。日本語が混じっても大丈夫ですが、まだ2023/9/20時点では、日本語は認識してくれないようです。(日本語だけのタイトルや文章だと認識されないかエラーが出ました。)

「@」を押すと拡張機能が選べるようになっている。今回は「Google Docs」をチェック
先ほどGoogle Docsで作成した「plan202309の9/28の予定を教えて」と書きました。
このプロンプトも日本語だと失敗しますので、英語に翻訳して再入力して送信します。
英語でですが、しっかりとドキュメントの中身を説明してくれています!成功です!

このあと、「9/29の予定を考えて追加して」と送信しましたが、要約などしかできないとのことでした。

Gmail編

続いてGmailで試してみましょう。

先ほどと同じように日本語でプロンプトを書きます。
英訳して送信します。
今月届いたメールを全てピックアップしてくれました!成功です!
Bardの画面のリンクから直接、該当のメールに飛ぶことが出来ます!素晴らしいです。

まとめ

さてBardでGoogle WorkspaceのドキュメントやGmailを調べることができました。「@」で拡張機能を選んで検索するという新しい体験ができました。ChatGPTでは拡張機能(プラグイン)を3つまで事前に選択してプロンプトの処理が行われますが、Bardは「@」で拡張機能を選択できます。これが今後のスタンダードになると感じました。なお、複数の拡張機能を選択してみましたが、エラーが出て失敗しました。現状では複数選択すると失敗してしまうようですが、ここも将来的に改善を期待したいところです。

ドキュメントもメールも同じBardの画面から調べてもらえると言うのは、Google Workspaceを新しいレベルへ引き上げてくれたと思います。
現状では難しいタスクはできないようですが、今後大いに期待したいと思います。また、日本語への対応も期待したいところです。

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