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参院選序盤情勢いくら何でも早すぎる

参院選の公示は22日だった。いくら何でも早すぎる。朝日新聞が24日、序盤情勢を報じた。「自公、改選過半数の勢い」「野党、1人区ふるわず」。公示時点で選挙戦はもう終盤に入っている。

同社によれば「22、23日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行い、取材で得た情報も加え、序盤情勢を探った」という。この手の調査は当たるだけに複雑な思いだ。

テレビの選挙速報も当確を打つのが早い。世論調査、出口調査などを加味しての判断。開票作業中なのに当確、当選が出る。ほとんどの場合は正しい。早い話、激戦区以外はすぐ当落が分かる。

公示当日、元市長から電話があった。「元知事の孫娘をよろしく」。また電話。「ぜひ〇〇を。比例は〇〇で」。留守番電話に切り替えたらメッセージを残さずに切る人も。選挙関係者だろう。

新聞の情勢調査「序盤情勢」にはしらけてしまった。今度は選挙戦を盛り上げるような記事を期待している。

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