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麻薬取締官&主婦が医者の道選ぶ❷

文庫本の部屋50冊紹介の2回目、順不同。かなり昔に読んだ本ばかりです。

(11)医者のホンネ(柴田二郎・新潮社・平成7年10 月1日発行)誰もここまでは言えなかった医者のホンネの数々。開業医の実体験に基づく真理だけを提言。

(12)医者という仕事(南木佳士・朝日新聞・97 年7月1日発行)信州の病院に内科医として勤務し生・老・病・死と真摯に向き合いつつ、等身大の自己を語る。

(13)心筋梗塞の前後(水上勉・文芸春秋・97 年4月10 日発行)心筋梗塞で死に瀕すること数日。心臓の3分の2を失う。入退院繰り返した日々を描く闘病記。

(14)病者は語れず(永井明・朝日新聞社・99年7月1日発行)東海大医学部付属病院で起こった安楽死事件。生きざま死にざまは自分自身で決めるもの。

(15 )千葉大女医殺人事件(佐木隆三・徳間書店・89年9月15日発行)千葉市内の新興住宅地で女性の絞殺死体が発見。被害者は千葉大医学部の研究生だった。

(16 )「死の医学」への日記(柳田邦男・新潮社・平成11 年4月1日発行)医療者と患者らが直面した身近な「生と死の物語」から、「死の医学」を探り当てたドキュメント。

(17 )闘う医魂 小説・北里柴三郎(篠田達明・文芸春秋・97年7月10  日発行)北里研究所誕生秘話。手塩にかけた研究所が奪われる!名誉をかけた、大医学者の巻き返し。

(18 )海と毒薬(遠藤周作・講談社・71年7月1日発行)良心的で小心な医学部の助手が何故、生体解剖というショッキングな事件にかかわったのか。

(19 )えりも岬の母さん医師(鈴木陽子・集英社・98年6月25日発行)麻薬取締官&主婦が36 歳で医者の道を選んだ。42歳で医師になり辺地医療に燃えている。

(20 )どくとるマンボウ医局記(北杜夫・中央公論社・95年3月3日発行)慶応病院神経科に入局したマンボウ氏が直面したのは何か。医局時代の面白い逸話中心も。

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