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寝食忘れ難病に取り組む医師たち❸

文庫本の部屋50冊紹介の3回目、順不同。かなり昔に読んだ本ばかりです。

(21 )最新医学の現場(柳田邦男・新潮社・平成元年8月25 日発行)肺ガンなどさまざまな難病に寝食を忘れて取り組む医師たち。28の治療の現場取材。

(22 )賞の柩(帚木蓬生・新潮社・平成8年2月1日発行)199 x年度「ノーベル賞」に微かな腐臭が。青年医師が賞を巡る見えざる凶器の存在を知った。

(23 )いま脳死をどう考えるか(渡辺淳一・講談社・94 年5月15 日発行)最新医学と一般人との間に違和感が。心臓移植、脳死と臓器移植の問題を的確にまとめる。

(24 )麻酔(渡辺淳一・講談社・96年8月15日発行)医療事故の物語で、夫婦の物語というべき小説。脊椎麻酔中に見られる心停止、医療事故等。

(25)背徳のメス(黒岩重吾・角川書店・昭和39年8月15日発行)夜は非人間的な女誑し、昼間は正義の医師。大阪の阿倍野を舞台に、ニヒリズムな空間描く。

(26 )薬の話(山崎幹夫・中央公論社・91年11月25日発行)まさに「薬の話」。身近な薬品開発のドラマと、効能や副作用のメカニズムをエピソード混じえ。

(27)お医者さん(なだいなだ・中央公論社・昭和45年2月25日発行)なだいなだ氏が、だれもが抱く疑問を中心に医者の実態を描き未来の医療のあり方を考える。

(28)使命を忘れた医者たち(米山公啓・集英社・02年2月25 日発行)医師の役割とは何か、医療の現場では何が行われているのか。日本医療の問題を鋭く指摘。

(29 )医者が尊敬されなくなった理由(永井明・集英社・95 年5月25 日発行)名医の条件などを説き明かし、医者という職業集団が自浄作用を失いはじめて見える理由を問う。

(30 )「割り箸が脳に刺さったわが子」と「大病院の態度」(杉野文栄・小学館・00 年10月1日発行)杉野隼三くん(4)は割り箸がのどに刺さって救急車で病院に運ばれた。翌日命の灯が消えた。

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