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在宅勤務「仕事ちゃんとやりました」

先週、娘は「在宅勤務」だった。お昼ごろやって来て、昼食を作ってくれ、最後には夕食まで作ってくれた。4時間ほどパソコンで図面を修正していたが、こんなことが仕事といえるのだろうか。

「仕事をしたのかい」「ちゃんとやりました」。食事の準備をしてもらったのに、お礼もそこそこ在宅勤務の会話となる。自宅では時間の管理が甘くなりがちも、その辺は心配無用ということだ。

2カ月も3カ月も1回も記事を書かない記者がいた。携帯電話のない時代。困り果てたデスクが、ベテラン記者に泣きつく。「どこで何をしてもいいいです。居場所だけは連絡してください」。

大きい部署はそれでも回るが、小さい支局は大変だった。私も仙台時代は毎日書いた。ボツになることはほとんどなし。記事の出来がいいからではなくて、ボツにすると紙面が埋まらなかった。

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