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花束贈呈はお金持ちの娘/遠野雑記帳

バス開通の思い出(05年3月6日) 小学低学年のころ、私の町にバスが開通した。終点のバス停で運転手さんと、車掌さんに花束を渡したのは、金持ちの家の娘だった。不平不満はなく「なるほどなあ」と思っただけです。

乗用車が少なく、バスは通学の足となっていた。高校生になってバスに乗る時と降りる時に、年頃の女性の車掌さんに「サヨナラ」「ありがとうございました」などと、あいさつするのが楽しかった。まさに純情でした。

車社会となり、バスに乗る人も減っている。早池峰バスも大変だ。いつだったか「100円」でどこまでも行ける日に乗り合わせ、本当に得した気持ちになった。でも、企業努力はしているが、車社会の壁は厚そうだね。

私の住んでいる浦安にも「お散歩バス」(100円)があるが、こちらはせいぜい4~5㌔。遠野の面積は東京23区とほぼ同じとか。その広い市内をどこまで乗っても100円だから、いつまでも続けて欲しい。

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