お口に合うかどうか分かりませんが…
東京・築地に安政3年(1856)創業の佃煮店がある。会社員時代、お中元とお歳暮の時期に、先輩の個人的な依頼を引き受けていた。そのお店に行き佃煮10箱を購入、荷物の手配までこなした。
会社から佃煮店まで徒歩10分ほど。先輩にごまをすっていたわけではない。アパートから一軒家に引っ越すときも駆り出されている。奥様からお礼としてネクタイを頂く。夫妻とは気が合った。
先日のスケッチは、新婚時代に住んでいた近所だった。懐かしさのあまり周囲を歩いていたら佃煮店が目に入った。築地の佃煮店ほど歴史はないが、浦安にも創業100年以上という有名店がある。
いまだに生花やお菓子、御仏前が届く。知っている人にはお礼の電話、名前だけの人には、電話が苦手なので手紙を書いた。お口に合うかどうか分かりませんが、浦安の佃煮も一緒に送っている。
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