「今日も元気だ　たばこがうまい！」

セブンスター（値段100円）は1969年２月に売り出された。これを機にたばこを本格的に吸い始める。１日２箱、多いときは３箱ほど。2003年５月１日に健康増進法が施行されるまで吸っていた。

多数の人が利用する施設の管理者に受動喫煙防止義務が課せられ、以降、分煙、禁煙が言い出された。この年の７月にセブンスターが250円から280円と値上がりし、禁煙を思い立ち、現在に至る。

日本たばこ産業は７月30日、10月のたばこ税増税に合わせて、計173銘柄の値上げを財務省に申請した。主力のメビウス（20本入り）は540円から580円に、セブンスターは560円から600円になる。

小さいころ父親のたばこを買いに行った。刻みたばこの「みのり」は２個で90円。おつりの10円をたばこ銭としてもらった。「今日も元気だ　たばこがうまい！」の名コピーがあったころの話だ。