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「東北に東方落語あり」仙台から発信

川野目亭南天さん(08年12月16日) 友人から「遠野市出身者の落語家も出演するよ」といわれて出かける。川野目亭南天さんの遠野弁、リアルな語り口に圧倒された。

世界人権デーの12月10日、難民支援チャリティー寄席が都内であり、今野家東さんとお弟子さんたちの東方落語を鑑賞した。

東方落語のHP。大阪に上方落語、東京には江戸落語があるように「東北に東方落語あり」と言われるその日を目指して東方落語プロジェクトは仙台から東北弁の文化を発信しています。

今野家東こと今野東さんは国会議員で難民支援基金理事長、東方落語民話寄席の家元とか。

今野家なにもかにもさんの漫才、今野家もう世さんの落語。休憩を挟んで川野目亭南天さん。東北のおばあちゃんたちを生き生きと演じ、今野家東さんが取りをとった。

約300人が東方落語寄席を堪能したが、その中に江田五月さんがいたことを、後日、江田五月さんのメルマガで知った。

今年で5回目の難民支援チャリティー寄席。来年といわず、今すぐにも川野目亭南天さんの落語を聴きたいと思った。

浅野祥さんとジョイント  (09年11月18日) 難民支援チャリティー寄席が26日、東京・文京シビックホールで行われる。

昨年は12月10日に開催された。私は、東方落語は初めてだった。「川野目亭南天さんの遠野弁、リアルな語り口に圧倒された」と書いている。

今年で6年目を迎える難民支援チャリティー寄席。今野家東さん、川野目亭南天さんのほか、東京では初めて津軽三味線の浅野祥さんとのジョイントがある。5歳で津軽三味線を手にし、全国大会3連覇。慶大生の浅野祥さんに注目したい。

津軽三味線といえば、昔は三橋美智也さんだ。9歳で全道民謡コンクールで優勝した。小学校卒業後、津軽三味線を学ぶ。昭和40年代の民謡ブーム、三橋美智也さんの「津軽じょんから節」で、津軽三味線を知った人も多いはずだ。

津軽三味線の若きエース浅野祥さんは、テレビ、ラジオでも取り上げられている。今野家東さん、同郷の川野目亭南天さんの落語と共に堪能したい。

【注】川野目亭南天さんは2012年、六華亭遊花と改名。今野家東さんは2013年4月24日、65歳没。

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